【Note】
都会の廃校体育館を劇場に改造した公演。 大戦直後の都市浮浪児たちが繰り広げる冒険活劇。屋内に「青空」をつくりこんだ。 回転舞台の焼跡オオサカがやがて高層ビルの未来都市に。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1970年、松本雄吉を中心に設立。関西を拠点とし、国内外のさまざまな土地で公演を行った。1991年、東京・汐留での野外公演『少年街』より、独自のスタイル“ヂャンヂャン☆オペラ”を確立する。発語、踊り、音楽など、どの点においても世界的に類を見ない集団で、特に、自らの手で巨大な劇場と屋台村を作り上げ、まるで小さな街のようなその劇空間は、終わると一切の痕跡も残さなかった。その独創性は演劇という枠を超え、同時代の表現者たちに多くの影響を与えた。2017年12月に解散。
【Note】大阪を皮切りに、全国各地を巡演。プラスチックやメタルで出来た植物林、虫たち。 無人の廃墟の街で金属サーカスをする機械たち。 虹のイメージから、一瞬や永遠だけを抽出したイメージの連鎖。
【Story】少年は、街で、沖縄生まれの祖母を持つヒツジに出会う。祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。【Note】旅をするように世界各地で野外公演を行ってきた維新派。10年ぶりとなった大阪野外公演は周囲に川が流れ、舞台の奥には大阪の高層ビル群を臨む
【Story】「流星」 舞台近景遠景画像さまざまな少年たちが大都市の片隅で孤独な夜を過ごしている。都市の迷路を逃げ回る少年1は、紛れ込んだ病院で全身に何本ものチューブを付けられた少年患者を見つける。両目を包帯で巻かれた少年2と出会う少年1。全身機能を奪われた少年患者を奪い逃走する少年1。逃走途中で男たちに謂れのない暴力を受けた少年1は、彼らをナイフで刺し殺す。少年患者を背負って街をさまよう少年1を
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。