作品ノート
「孤独」という名の「豚」が肥えてゆく。
コツコツ、コツコツ、コツコツと。
それは誰かのイビキだったりもする。
今、記憶の中だけで君を想う。
やり場の無い気持ちを空高く打ち上げて、
もう一度君に伝えることができたら。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1913年に創建された倉庫をリノベーションした文化施設。コンセプトは「芸術文化の創造発信」と「賑わいの創出」。コンテンポラリーダンスやアートを柱に、新進アーティストを世界に発信している。フレキシブルな機能を持つホールとギャラリースペースを有し、ダンス等舞台芸術公演や展覧会、屋外広場でのイベント等を通じて横浜の文化と観光のハブ機能を担う。
[作品ノート]作品イメージ~瞬きで世界を区切る。その空間を通過する時そこには音が聞こえる。瞬間の音だ。瞬きするたびに世界は変化しているのだ。「ある瞬間」をモチーフにし、それを舞台上に断片的に並べていく。瞬間を空間情報としてとらえ、時間を切り取る写真という仕組みを舞台上の空間に当てはめる。いわば3次元カメラを舞台イメージの中心に据える。その空間が身体に及ぼす変容を探り、身体表現として提示していく。
作品ノート:人間を含む自然物の衰え美しい自然サイクル腐る果物 老いる肌 無数の時が刻み込まれた自然物とその消滅と生成不自然な消滅垣間見える人間の欲今を生きる為の纏わりついて消えない欲生まれる抵抗と矛盾
【作品ノート】透明な沸点と露点そのブラックホールをすぎるとある青い世界に柔らかい光が溢れているはざまに耳を澄まし光の波紋をうつす瞳うねりつづける細胞のひとつひとつをミモザの花にしたら少しはこの世を灯せるだろうか
作品ノート:白い紙から何がうまれるか?神様は白い?苦労をすると白髪が増える?白という色の印象、言葉の印象、白い物の印象、白の魅力。真っ白なところに様々な白を重ねていく。カタチにならなさそうな白を、カラダでカタチにしていく。白から始まるすべてのもの。そして、そこから一人の人物像が浮き上がる。