演劇
アーカイブのみ

南島俘虜記

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南島俘虜記

  • 上演団体:青年団
  • 主催:(有)アゴラ企画・青年団

近未来の架空の戦時下、南方の島に囚われた日本人兵士たち。
舞台上では、時代も、敵も、特定されてはいない。戦争はいつ終わるとも知れず、捕虜たちは、日本に帰国する希望も持てない。祖国は荒廃し、帰国しても、そこに幸せが待っているとは、到底考えられない。
一方、南の島での生活は、何不自由なく、時間はゆっくりと、怠惰に過ぎていく。何もすることのない、生き続けることに何の目的も見いだせない捕虜たちの、おそろしいほどの退屈が、全編を通して克明に描かれる。『S高原から』『冒険王』の系譜を引く、どこにも行き場のない人々の切ない日々が、平田独特のユーモアをもって綴られていく。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
青年団
収録日
2017/4/7(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2017/4/5(Wed)~2017/4/23(Sun)こまばアゴラ劇場(東京都)
出演者・
スタッフ
出演
石松 太一
出演
伊藤 毅
出演
尾﨑 宇内
出演
小寺 悠介
出演
寺田 凜
出演
南波 圭
出演
新田 佑梨
劇作家
平田 オリザ
舞台美術
青年団美術部
照明
井坂 浩
衣裳
正金 彩
宣伝美術
梅本 恭子
制作
金澤 昭

上演団体情報

平田オリザを中心に1982年に結成された劇団。こまばアゴラ劇場を拠点とし、 平田オリザが提唱した「現代口語演劇理論」を通じて、新しい演劇様式を追求。この演劇理論は1990年代以降の演劇界に強い影響を与え続けている。 また、複数の演出家、劇作家、多数の俳優を有し、日本では珍しい「シアターカンパニー」として活動を続けており、若手アーティスト育成の場としても着実な実績を上げ、才気あるアーティストを多く輩出している。 2020年に劇団の機能を兵庫県豊岡市に移し、豊岡から演劇作品を創作・発信している。

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