文字にもたましいが宿っている。どれもみんな、大事な一文字なんだ。五十音村の住人は今日も元気に仕事をしています。自信家の「あ」さん、笑いっぱなしの「は」さん、歌の大好きな「う」さん、頼りがいある「た」さんに、資産家の「し」さん、それぞれのキャラクターある文字たちが自慢話を始めていると、いっぱいしゃべらない小さい「つ」の話になり、音のない小さい「つ」は文字ではないとみんなにバカにされました。小さい「つ」は自分の存在がいやになり、家を飛び出します。走って走って……ひとりになって、出会ったものは……。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
作曲家のいずみたくが1977年に創ったミュージカルを専門に上演する劇団。
大好きなリエちゃんと岐阜で暮らしていた子ネコのルドルフ。ある日、ひょんなことからトラックで遠い町まで運ばれてしまいました。駐車場におそるおそる降りたルドルフは、頭の上から大きな声で呼び止められました。イッパイアッテナという、このあたりの野良ネコのボスです。イッパイアッテナはふしぎなネコでした。たくさんの名前を持ち、たくさんの知り合いがいて……そして何よりルドルフがおどろいたのは、イッパイアッテナが
この作品は、灰谷健次郎の「太陽の子」を、2019年にイッツフォーリーズがミュージカル化した作品です。1975年の沖縄と神戸を舞台に小学六年生の“ふうちゃん”の目を通して人々の心の交流を描きます沖縄復帰50周年にあたる2022年。沖縄は問題を抱えたまま、50年という年月のみが過ぎていっています。この節目の年に、「人間の本当の優しさとは何なのか」という、灰谷健次郎が生涯問い続けたテーマを音楽と笑いに包
とある⼥性起業家を襲撃し、廃屋へ逃げ込んた敦也、翔太、幸平の3⼈は児童養護施設「丸光園」で育った幼なじみ。3⼈が⼀夜を明かそうと忍び込んだ場所は、かつて店主が悩み相談を請け負うことで知られた雑貨店だった。廃業して何年も経つ店のシャッターの郵便受けから、突然、⼿紙が落ちてくる。その⼿紙は33年前に書かれた悩み相談だった。3⼈は⼾惑いながらも、当時の店主・浪⽮雄治に代わって返事を書くのだが……。次第に
むか~し、むかしの日本のどこかの村……いや、もしかしたら今のみんなのすぐとなりの町の中のお話かもしれない。スマホもコンビニもない、山と海に囲まれたどこかいなかの小さな小さな町のできごと。病気の療養で都会からこの小さな町にやってきたシゲル。シゲルと真っ先に友だちになったは、“ばあ(婆)”と二人で暮らすマサオだった。父親の事業の失敗で家族と離れて暮らしているマサオは、預けられた親せきの家でもじゃま者扱
