昭和のはじめ、食いつめて“自分を売る”より仕方がなくなった男たちが、函館の港に集まってきた。
博光丸は荒海でメリメリと音をたてて鳴っている。重労働と粗悪な飯で身体を悪くした漁夫や雑夫が、何人も北の海で死んでいく。
「このままでは殺される」遂に自分たちの力でストライキを起こし“要求”を突き出した。
しかし、待っていたのは味方と思っていた帝国海軍による弾圧と逮捕であった。だが、彼らは立ち上がった。もう一度。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
戦前の新協劇団、戦後再建された第二次新協劇団と、中央芸術劇場が合同して東京芸術座の結成に至ります(村山知義・薄田研二共同代表)。以来、リアリズム演劇の創造と普及の運動を続けています。
明日の学童クラブ主催夏祭りでは、指導員、父母、子どもたちによる演劇「冒険者たち」が上演される、今夜が最後の総稽古。実はこの学童クラブ、市の方針で廃止が検討されているという。是が非でも「冒険者たち」を成功させなければならないのだが…
村山知義生誕100周年記念
1部払暁 1940年7月27日日本領事館に通過ビザを求めてユダヤ人たちが殺到。日本領事杉原千畝とその妻幸子は?2部ホームワーク 1992年セルビア人武装勢力とボスニア共和国軍が戦闘。セルビア人の村にムスリム人家族が肉親を頼って逃げてくる。
どけ、どけぃ!赤坂悪党、多聞丸! 田畠無うても河内一の馬借、手足で稼ぐ、馬で稼ぐ! 走れ、走れ、走るんじゃい。もの盗り・追剥ぎ、ぶった斬れ!ほやが百姓・散所、斬ったらあかん!とにかくわいは正義を成すじゃ!わかったか!
1945年6月30日。秋田県の花岡(現大館市花岡)で、強制連行された中国人850人が、鹿島組の残酷な強制労働・虐待に耐えかねて抵抗蜂起するが鎮圧虐殺される事件がおこった。舞台は30年後の1975年、高校教師庄司は生徒たちに語り始める、30年前に何が起こったのかを。