江戸時代、福岡藩は東西二つの学問所を設立。朱子学派、徂徠学派と異なる学派の館長を擁し、互いに競わせようとした。東学問所の館長に任じられた竹田定良は学問所と修猷館「猷(みち)を修める為の学舎」と名付ける。
礼と理を模範とする朱子学派の東学問所と、実践を尊ぶ徂徠学派の西学問所の競争は、思惑とは違い対立へと変わっていく。
そんな中、寛政異学の禁により徂徠学派の西学問所は存続の危機に立たされる。
竹田定良は「学問所は存在し続けることに意義がある」と学問所存続の為に奔走するが。
現在も高等学校として存在し、多くの生徒が通っている修猷館。その藩校時代を描く。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
福岡市中央区唐人町商店街内に拠点を置き、九州を中心に活動。時代劇からファミリーミュージカルと幅広く作品を展開。地元の歴史を掘り起こした時代劇、筑前亀門列伝・唐人歌舞伎シリーズは時代劇ファンのみならず、若い世代にも好評を得ている。また、博多の文化である「博多仁和加」を題材とした作品も手掛けている。その功績が認められ、「令和元年度 福岡市民文化活動功労賞」を受賞。また、学校の芸術鑑賞にも積極的に参加し、全国の学校にて巡回公演を行っている。