東京にひとり暮らしをする高山桐子と、その家に訪れる宅配便のお兄さん・佐竹。
宅配便のお兄さんに恋をした桐子の勘違いが招く、二人っきりの密室応援劇。
日常に溢れる物達を使って上演した小角まや×小沢道成バージョン〈disc1〉と、
ダンボール素材の紙や箱を使って上演した川本ナオト×小沢道成バージョン〈disc2〉。
キャスト・演出・美術小道具を変えた2つの2人芝居。本映像はdisc2を収録。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
俳優・小沢道成が、劇作・演出・舞台美術・企画制作を手がける演劇プロジェクト。
人(特に女性)の心の中をえぐり出すような作風と、繊細かつ粘り気がありながらもスピード感ある演出が特徴のひとつ。問題を抱えた人物が前進しようとした時に生まれる障害や苦悩を丁寧に描きつつも、演劇ならではの手法で会場を笑いに誘う。
毎公演ごと、外部で出会ってきた好きな俳優・スタッフ陣、様々な仲間を巻き込むプロデュース企画を展開していく。また、自身がゼロから作り出す舞台美術は、毎公演驚くようなアイデアとギミックで観客を魅了し、視覚的にも楽しめる演劇作品として好評を得る。
2020年1月には下北沢・駅前劇場で上演した小沢の一人芝居「鶴かもしれない2020」で900人の動員を記録。
童話「ヘンゼルとグレーテル」をもとに、それを現代に置き換えた兄妹の物語。貧乏な家庭に育ち、両親から逃げてきた兄と妹が辿り着いたのは、深い森の中にある、お金持ちの別荘。その別荘にある高価な物たちを見て、兄妹の興味と欲が溢れ出していくが、物に触れるたび、逃げてきたはずの怖い両親からの記憶が襲いかかる。その場所は不思議な現象が起こり続ける〝おかしな家〟であった。その不思議な現象を、小沢自らが作り上げる舞
東京にやってきた恋する人魚の、憧れと欲望に満ちた85分の現代ファンタジー。変貌していく舞台美術とドラムパーカッション生演奏で贈る、2018年上演の小沢道成ひとり芝居。