主人公の「僕」と「彼」は、大の仲良しでいつも一緒に遊ぶ親友。しかし、些細な言葉のズレから二人は喧嘩をしてしまう。「彼」のことが気になって眠れない「僕」は、夢の中で、「ことのハの森」に迷い込む。そこは、「言葉が“葉っぱ”になっている森」。
いつの間にか、「僕」が「彼」を気になっていた様に、「彼」も「僕」を気にして、「ことの葉の森」に迷い込んでいた。
二人は、森の中で冒険をすることで、次第に「仲直りの言葉」を見つけ、 相手が、自分と同じ考えではないこと、その上で、相手を尊重する方法、そのために言葉が必要であることを学ぶ。
人と人との「コミュニケーション」大切さを描いた物語。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
山本タカが2014年に立ち上げた創作拠点。
世知辛い世の中を、あくまで生活者な視点で見つめ、思考の飛躍と現実の曲解で以って、なんとか生きやすくするために、作品を創作。
公演活動と並行し、こども対象の演劇「紙おしばい」の創作などにも取り組む。