演劇

さいたまゴールド・シアター第4回公演

アーカイブのみ

聖地

聖地
撮影:宮川舞子
聖地
演劇

さいたまゴールド・シアター第4回公演

アーカイブのみ

聖地

近未来。安楽死法が施行された日本では、老人は延命医療よりも「最適な死」「りっぱな最期」をのぞむように求められていた。エコロジーという名の下に排除され、それぞれの場所で追いつめられていく老人たち――。
そんな時、ある老人ホームでかつてのアイドル歌手の死亡が報じられると同時に、その死には不審な点が多いことがわかった。元ファンクラブのメンバーたちは彼女の入所していた老人ホームに乗り込み、謝罪を要求するにとどまらず、こんなことを宣言する。
「私たちはここを乗っ取ることを宣言する。今からここは『聖地』となる」
この声明をきっかけに、全国から行き場をなくした老人たちが『聖地』に集まってくる。
『聖地』は完成するのだろうか?
そして、ここは一体誰にとっての『聖地』なのか?

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
彩の国さいたま芸術劇場(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2010/9/14(Tue)~2010/9/26(Sun)彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)
出演者・
スタッフ
木下小春
熊澤 さえか
川口
中野 富吉
松尾
北澤 雅章
清水
森下 竜一
灰田
遠山 陽一
瀬田(Wキャスト)
重本 惠津子
瀬田(Wキャスト)
ちの 弘子
梶原
葛西 弘
相馬
小川 喬也
裕子
小林 允子
ジョージ
倉澤 誠一
保坂
佐藤 禮子
名取
石川 佳代
今村
竹居 正武
黒崎
宮田 道代
戸畑
田内 一子
橋本(Wキャスト)
松田 慎也
橋本(Wキャスト)
手打 隆盛
南波
田村 律子
江口
西尾 嘉十
九鬼
林田 惠子
史朗
竹居 正武
小宮山
宅嶋 渓
智恵子
美坂 公子
水橋
宇畑 稔
三島
関根 敏博
阿部
上村 正子
遠藤
加藤 素子
丸山
渡邉 杏奴
るみ子
寺村 耀子
信之
堀 文明
市川
髙橋 清
荒木(Wキャスト)
ちの 弘子
荒木(Wキャスト)
宮田 道代
小谷
都村 敏子
真木
小林 博
和美
德納 敬子
児玉
滝澤 多江
高橋
石井 菖子
目黒
小渕 光世
後藤
百元 夏繪
平出
中村 絹江
演出
蜷川 幸雄
演出補
井上 尊晶
照明
岩品 武顕
衣裳
紅林 美帆
音響
金子 伸也
音楽監修・歌唱指導
池上 知嘉子
演出助手
大河内 直子
演出助手
藤田 俊太郎
舞台監督
山田 潤一

上演団体情報

さいたまゴールド・シアター

団体詳細・作品一覧を見る

彩の国さいたま芸術劇場において、故・蜷川幸雄が芸術監督就任時に、「年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、身体表現という方法によって新しい自分に出会う場を提供する」ための集団作りを提案した。2006年4月、1,200名を超える応募者の中からオーディションで選ばれた55歳以上の48名で発足。2007年6月の第1回公演『船上のピクニック』(作:岩松了)以降、気鋭の現代劇作家による書き下ろし作品など公演を重ね、海外公演も経験し国内外から注目された。しかし、平均年齢80歳を超えるメンバーの高齢化とコロナ禍の活動の困難さから2021年7月、年内での活動終了を発表。12月の『水の駅』を最終公演として15年の活動を終えた。

さいたまゴールド・シアターの関連作品