「国家と芸術家」シリーズ
「国家と芸術家」シリーズ
ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの作家人生の始まりとともにナチスが勃興し、両者が対立していく様子を、彼の映画業界の仲間たちやレニ・リーフェンシュタールとの交流を通して描く。抵抗の作家と呼ばれたケストナーは、1941年にゲッベルスの要請を受け、映画「ほら男爵の冒険」のシナリオを書いてしまう。1945年には、リーフェンシュタールと、疎開先のオーストリアの山村で、芸術家の倫理について議論を戦わせる。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団印象-indian elephant-は、劇作家・演出家の鈴木アツトを中心に2003年に設立。2014年にNPO法人化(特定非営利活動法人)。 近年では『国家と芸術家シリーズ』と題して評伝劇の四部作を上演。2024年、『犬と独裁者』が令和5年度「北海道戯曲賞」優秀賞受賞。ジョージ・オーウェル~沈黙の声~』が第11回現代日本戯曲朗読公演に選出され、韓国のソウル・明洞芸術劇場で朗読上演。