出世を目指す男たちの物語。
計略、嫉妬、世辞、卑屈、憎悪が渦巻く。
この巨大な渦はどんな想いも飲み込むのだ。
鉄は国家なり。文明の母なり。
産業の米と言われていた時代があった。
小人は合従連衡を繰り返し、巨人へと変貌。
その巨人をもっと強く逞しく大きくするために。
今日も私たちは胃に穴をあけながら働く。
学閥、派閥、閨閥、そんな閥と罰の世界。
なぜ私たちはここで上を目指すのか。
それはそこにすごいものがあるからだ。たぶん。
きっとこれは笑えない喜劇。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
JACROWとは、2001年旗揚げしたシアターカンパニーです。
「大人が楽しめる小劇場」をコンセプトに社会的なテーマで人間を描く“会議”劇を得意とする。現在、メンバーは10名。
サンモールスタジオ年間最優秀団体賞/紀伊國屋演劇賞団体賞
【あらすじ】昭和49年、田中角栄は総理大臣を辞任、意気消沈しているところにロッキード事件が襲い、自民党を離党するもなおも裏で権力を操る院政時代が続く。若手の芽が摘まれることに業を煮やした竹下、金丸、小沢が一念発起、田中を裏切る。田中はショックで倒れ、歩くこともままならなくなる。それでも田中の復活を信じる新潟県民はトップ当選というエールを送るのだったが、巨星が堕ちる時は刻々と迫っていた。
とある政党の奥様会議が開かれた。市議会選挙を翌月に控えた対策会議だった。なんとしても議席数を増やすために家族総出の応援合戦を党から要請されたのだった。戸惑う女性もいれば、仲間を鼓舞する者もいる。それでも一致団結して選挙に臨むも残念ながら目標に到達することができなかった。責任追及の会議が開かれ、自己保身と責任転嫁の様相となるのだった・・・舞台は現代、議員を支えるオンナたちの話
【あらすじ】昭和46年、田中角栄は総理大臣への野望を自覚していた。しかし現総理である佐藤栄作は実兄岸信介の意向により福田赳夫に禅譲することを決めていた。日本列島改造論を引っ提げ国内経済を重視する田中と憲法改正を是とし節度ある生活を目指す福田、どちらの政治思想が世の中を動かすのか、思想と金が飛び交う史上最大の「戦争」の火ぶたが切って落とされた。
大手住宅メーカー杏地ホームズは実力派会長によるワンマン体制が続いていた。社長の裁量が幅を利かせる部署であるマンション事業部での大型取引を成功させて会長に一泡吹かせたいと社長は考えていた。やがてその取引が地面師たちによる詐欺だと知ることになり、社内は大きく揺れる。そして会長は社長の更迭を決意する。しかし社長は裏でクーデタを画策していたのだった・・・地面師詐欺事件をモチーフに企業側の視点で描くビジネス
