そのものの時めいていた過去と、
もう滅ぶしかない未来とを同時に匂わせるのです。
しかもそれをたったの十七文字でやってのけようとして、
わたしたちは骨身を削るのです。
芭蕉を「『人はひとりで生き、ひとりで死んでゆくよりほかに道はない』ことを究めるために苦吟した詩人」と、井上ひさしは考えて書き下ろした、芭蕉一門主流の歌仙三十六句にちなんで綴る全三十六景の一代記です。
俳聖・松尾芭蕉役に、歌舞伎に止まらず、意欲的に現代演劇に取り組んでいる坂東三津五郎を迎え、鵜山仁が卓抜な演出の腕をふるいます。
ほぼ一人芝居『芭蕉通夜舟』いよいよ、こまつ座初登場!!
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
有料オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額2,189円+レンタル3,000円)
私たちは、人を泣かせたり、笑わせたりしている会社です。
座付作者井上ひさしに関係する作品のみを専門に制作、上演しています。
1983年1月に創立し、84年4月『頭痛肩こり樋口一葉』公演で旗揚げ。
以降、新作、再演、こまつ座旗揚げ以前の井上作品も織り交ぜて、出演者・スタッフとも作品ごとに依頼し、その作品だけの一座を組むプロデュースシステムをとり、年平均4~6作品(200~250ステージ)を上演し続けています。
女優松井チエ子、謎めいた死から一年。築地東京劇場に集められた四人のスター女優たち!!果たしてこの中に彼女を殺した犯人はいるのか・・・・・・?うだつがあがらない万年下積役者を刑事に仕立て、松井チエ子殺人事件真犯人追及劇『豚草物語』の幕が開く。映画をこよなく愛した井上ひさしのもう一つの舞台版『キネマの天地』。「蒲田行進曲」にのせてこまつ座決定版でいよいよ上演。
人は果たして他人になり切れるか東北羽前国平畠藩...そこは一面の紅花の里。瓜二つの紅花問屋の当主になりすまそうとした江戸の金物拾いの徳言葉、習慣を捨て、自ら証明するものを失っていく。騙したつもりが騙されて、替え玉になったつもりの徳を待ち受けていたのは...
「笑い」というものにすべてを賭けた江戸の戯作者たち。書くことに魅せられ、コトバと心中した男たちの数奇な運命を異才・劇団桟敷童子の東憲司が新作書き下ろし。東憲司版『戯作者銘々伝』がここに完成
もっと音楽が聞きたいエスペラントの勉強もしたい家の重圧から逃れたい父の庇護の下を離れたいそして真の生き方を探したい大きな川のトランクの中にたくさんの願いを詰め込んで宮澤賢治は七度、八度と上野行きの夜行列車に乗り込む上京中の賢治に焦点を当ててこの稀有な存在の心のドラマをみごとに描き切った秀作
