白石加代子「百物語」アンコール公演
白石加代子「百物語」アンコール公演
明治から現代の日本の作家の小説を中心に、「怖い話」「不思議な話」を、白石加代子が立体的な語りと動きで演じる人気シリーズ白石加代子「百物語」のアンコール公演。
恐怖とユーモアとが絶妙に味付けされた人情怪談、宮部みゆき作「小袖の手」と、一冊の本に挟まれた時空を超える栞をめぐる不思議な恋の怪談話、朱川湊人作「栞の恋」の2本立て上演。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1990年設立。主な作品に、大竹しのぶ「奇跡の人」、古田新太・生瀬勝久「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」、西城秀樹・鳳蘭・市村正親「ラヴ」、天海祐希「ピエタ」などがあげられる。(メジャーリーグHPより)
白石加代子「百物語」第十八夜
第十七夜、第十八夜は続けての上演で、その5本の作品はほとんど同時に稽古をした。そして一番時間を割いたのは「累」である。前に「江島屋」をやった時も痛感したのだが、円朝の作品と言うのは、声に出して初めて、文章のうまさ、話の運びの見事さ、人物のリアルさが見えてくる。幽霊は弱った神経が作り出すものという文明開化の時代の怪談話、そして真景、つまりリアリズムを基調とした怪談を円朝は目指したのだが、そういう意味
白石加代子「百物語」第十七夜
演出の鴨下さんが病気になられて、「百物語」が一時中断し、久しぶりの岩波ホールでの公演である。鴨下さんは「百物語」のコンセプトについて次のように語っている。「捨てるだけのものは全部捨てた、ヴィジュアル面もそうですが、第一覚えなくていいわけでしょ、だから記憶力も捨てた。相手役も捨てた。演劇の要素をどんどん捨てていった。だから僕は、演劇にはなりっこないと思っていた。ところが、そうやってどんどん捨てていっ
歌って踊って、笑わせる寺山修司のミュージカル!?このミュージカルは、さよならしたことのある人のためのお芝居です。生まれてからまだ一度も「さよなら」と言ったことのない人は、このお芝居を見る前にだれかにさよならして来て下さい。
輝かしい命を持った13歳が自らの手でその命を絶った。誰もがその事件の当事者である。空を飛ぶ翼を、銃弾で撃ち抜かれ、二度と飛べなくなったノガモとは、夢見る力を、現実という銃弾で粉々にされしまった人間のことである。それでも彼らは生き続ける。人間を見に来て欲しい。人間ほど面白いものはないのだから。