舞踊
配信可能

see/saw

see/saw
前澤秀登
see/saw
岡本健+ カミイケタクヤ
see/saw
前澤秀登
see/saw
前澤秀登
see/saw
see/saw
see/saw
see/saw
舞踊
配信可能

see/saw

おそらくは誰もが子どもの頃、一度は遊んだことがあるシーソー。その語源はsee「見る、反復する」+saw「のこぎり、前後に動かす」らしいですが、この"see"と"saw"という現在と過去の単語がひとつになったこの言葉からは、さまざまな記憶のイメージが浮かんできます。ギッタン、バッコンと上になったり、下になったりを繰り返しながら、それぞれの高さで、僕らはそこからなにを見ていたのでしょうか?そしてそのとき、向こう側のもう一方には誰が乗っていたのでしょうか?やがてシーソーが傾いて、一方に乗った君が跳ね上がったときに見た風景を、もう一方で沈む君が想像するところからはじめます。これからやってくる日々を思い出し、それまでやってきた日々を綴り、どうしてそれが選ばれて、どうしてそれは選ばれなかったのか、君は考え、ある日に生まれ、ある日、死に、ここではないどこか遠くで見た風景を想像して、「見た?」と聞くと「見た」と君は答える。これは記憶についての作品ですが、いろいろな人のそれぞれの記憶の断片を集めて、作品自体を記憶化するイメージです。見る、と、見た、その間にある風景について。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

Youtube
無償

オンデマンド配信。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
ニブロール
収録日
2012/8/12(Sun)
権利処理状況
配信可能
上演分数
64分
映像分数
64分

上演団体情報

1997年結成。振付家・矢内原美邦、 映像作家・高橋啓祐、音楽家・スカンク/SKANKを中心としたパフォーミング・カンパニー。舞台のみならず、美術館でのパフォーマンス、ビジュアル作品の発表などダンスや身体表現の可能性を追求している。東京を主な活動拠点としながら、欧米やアジアなどでも作品を発表し、注目を集めている。2004年「森美術館MAMコンテポラリーアート賞」、2009年「日本ダンスフォーラム大賞」などを受賞。

ニブロールの関連作品