18世紀末。商人が次第に勢力を張り、封建制が揺るぎ始めた頃、各地で重税に耐えかねた農民たちの打ちこわしが頻発し、江戸の盛り場両国にも、虚無と退廃が渦巻いていた。その両国の町を、我が物顔で練り歩く若き芸術家たち。狂歌・戯作で有名な四方赤良、恋川春町、朋誠堂喜三二、宿屋飯盛の前に、一人の若者が放り出された。まだ駆け出しの浮世絵師、歌麿である。歌麿は、難波屋という水茶屋の娘おきたの中に、自分の求めていた女を見いだし、絵に描こうとして断られたのだが、四人の計らいによって、おきたの絵を描くことになり、その縁で若き日の蔦屋重三郎との巡り会う。二人は意気投合、おきたの絵も飛ぶように売れた。やがて時代は足早に移り変わり、暗い影が若き芸術家たちを覆うのだった。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
作曲家のいずみたくが1977年に創ったミュージカルを専門に上演する劇団。
物語は1991年夏。50年前の真珠湾攻撃に参戦した3人の若者たちも、今や75歳。自分たちが攻撃したパールハーバーを見ようと、それぞれが胸に深い傷を抱えながら再びハワイへ旅立った。そして碧い空のハワイで、不時着した九七式三号艦上攻撃機が、ある牧場主によって隠されていたことを知るのだが……。
大好きなリエちゃんと岐阜で暮らしていた子ネコのルドルフ。ある日、ひょんなことからトラックで遠い町まで運ばれてしまいました。駐車場におそるおそる降りたルドルフは、頭の上から大きな声で呼び止められました。イッパイアッテナという、このあたりの野良ネコのボスです。イッパイアッテナはふしぎなネコでした。たくさんの名前を持ち、たくさんの知り合いがいて……そして何よりルドルフがおどろいたのは、イッパイアッテナが
文字にもたましいが宿っている。どれもみんな、大事な一文字なんだ。五十音村の住人は今日も元気に仕事をしています。自信家の「あ」さん、笑いっぱなしの「は」さん、歌の大好きな「う」さん、頼りがいある「た」さんに、資産家の「し」さん、それぞれのキャラクターある文字たちが自慢話を始めていると、いっぱいしゃべらない小さい「つ」の話になり、音のない小さい「つ」は文字ではないとみんなにバカにされました。小さい「つ
76年周期で地球に接近するハレー彗星。これはハレー彗星が1910年に地球に近づいてきた時のお話。だんだんと近づいてくる彗星を見上げながら、人々は不安な毎日を過ごします。やがて彗星の尾には有毒のシアン化合物が含まれているという記事が新聞に掲載されると、尾に含まれる猛毒成分によって、地球上の生物は全て窒息死するのではないかという噂が広まります。噂はやがて地球上の空気が5分間だけなくなるというデマに変わ
