1969(昭和44)年の夏休み最初の日は、アポロ11号が月面着陸した日。大人も子どもも、ワクワク、ドキドキ!
でも、「お月さまにはウサギが住んでいる」ことを信じていた小学2年生の高橋留美ちゃんにとっては「世界最後の日」。月面着陸を通して「現実」を知ってしまうのと同じように、夏休みを通して、変わりものの家族、友達との毎日、その「現実」に戸惑ったり、喜んだり、やっぱり新しい夢を見たりしていく、あの頃の少年少女の姿を、あかるくほのぼのとしたタッチで描く。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
主にミュージカル、音楽劇を子どもから大人まで幅広い層に創作し公演活動を行っています。
きのう、おかしなハガキが届いたの。「立花チカさま。あした銀河鉄道が出るからおいでんなさい」って。夏休み最後の日に送られてきたおかしなハガキで、銀河鉄道に乗り込むことになったチカちゃん。その列車の中で出会う賢治童話の主人公たち。チカちゃんはたくさんの人や動物と出会い、おどろいたり、泣いたり、笑ったり。
無秩序な空間、倒錯した世界で詩的な会話が交わされ、その中から観客が自己の想像力の中に答えを捜す。また、ガラガラと崩れ落ちる舞台セットの中で自分は誰なのかを観客に問いかけることによって、現実と虚構を見極めるという問題を観客に投げかける『星の王子さま』。東北地方を舞台に、血・母・故郷の二律相背反を主題にして、呪術的な言葉の世界が繰り広げられる『犬神』。俳優館、寺山に詩す!星の王子さま/犬神の二本立て。
大晦日の夜、新宿のカレーショップの鍋の中。にんじん、じゃがいも、タマネギ。グツグツ煮られながら故郷の俱知安の夢を見る。そこに入れられた自称松阪牛の姉弟。野菜が語り、肉が歌い、スパイスが踊る。華麗なミュージカル。
新劇100年Ⅱ 珠玉の一幕劇集
作品の元となったのは、「卒塔婆小町」という謡曲に題材を借りた、現実と幻想は妖しく交錯する三島一流の虚構世界。五つのベンチでは五組の男女が恍惚として相抱擁している。そこに一人のオジャマ虫老婆がやってきて、一組の男女を追い出し、中央のベンチを乗っ取る。それを見ていた酔った若い詩人が近づいてくる。乞食老婆は若い詩人の顔をジッとのぞき込み、「若いのに寿命はもう永くない。死相が出ている」と言い放つ…。
