演劇
アーカイブのみ

鬼ンこおばこ

鬼ンこおばこ
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鬼ンこおばこ

時は幕末、舞台は秋田・角館。
町の人に"鬼ンこおばこ"と呼ばれる娘、唯がいた。
髪はボサボサ、ソバカスだらけ、真っ赤な顔…、年頃になっても男の子のような身なりで野山を駆けまわる。唯は、おさく婆っさがどこからともなく拾ってきた孤児たちと家族のように「鬼壁の岩戸」と呼ばれる在の荒れ地に、仲良く暮らしている。
さてお城下に、古くからの大地主で「船越」という造り酒屋がある。ここに佐太郎という一人息子の跡継ぎがいる。学問、武芸にも秀で、そのうえ役者にしたい程のいい男、町娘たちの憧れの的。許婚のお光や父親の善右衛門は、江戸、長崎に修行に行っている佐太郎が立派になって帰ってくるのを待っている。

ある日行商に出た唯たちは、侍に因縁をつけられてしまう。間一髪、一人の男がひょうひょうと踊りながら間に入り、唯たちを救ってくれた。その男の顔を改めて見た唯はビックリ仰天!なんと佐太郎だった。新しい時代を拓こうという志を持ち帰ってきたのだ。
追っ手を逃れ唯にかくまわれた佐太郎は、お礼に祭りで一緒に踊る約束をする。
約束の日、唯は粗末な身なりでやってくる。一同の嘲笑の中、佐太郎が現れて唯の手を取り踊りはじめる。お光の怒り、妬みが爆発する。そして…。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人わらび座
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
100分
映像分数
109分

作品情報

上演情報
2000/4/15(Sat)~2001/1/21(Sun)わらび劇場(秋田県)
出演者・
スタッフ
唯/鬼ンこおばこ
椿 千代(わらび座)
佐太郎
近藤 真行(わらび座)
善右衛門
太田 貢(わらび座)
万次郎・榎本武揚
笹本 祐二(わらび座)
丑寅松五郎
古崎 隆彦(わらび座)
富松
加登 伸晃(わらび座)
鶴吉
菅原 円(わらび座)
おさく
三重野 きよ子(わらび座)
いね
飯野 裕子(わらび座)
すえ
牧田 さとみ(わらび座)
お光
阿部 佐和子(わらび座)
留吉
奥山 美幸(わらび座)
演奏者
紫竹 芳之(わらび座)
演奏者
黒木 いづみ
脚本・演出
大関 弘政
作曲
中元 清純
作曲
飯島 優(わらび座)
振付
菊池 正平(わらび座)
美術
内山 勉
照明
森脇 清治
衣装
工藤 昭子
音響
栗城 恭子(わらび座)
小道具
平野 忍(わらび座)
殺陣指導
菊地 竜志
方言監修
牧田 さとみ(わらび座)
舞台監督
三重野 一朗(わらび座)
演出助手
栗城 宏(わらび座)

上演団体情報

一般社団法人わらび座

団体詳細・作品一覧を見る

わらび座は1951年創立。社是は「衆人愛敬」。民族歌舞団としての歴史を持ち、現在はわらび劇場を中心にした複合文化事業体「あきた芸術村」をホームベースに、わらび劇場でのミュージカルのロングラン上演、及び一般団体、学校団体向けの各種ワークショップの開催、そして全国ツアー等をあわせて年間1000回の公演実績を誇ります。作品のコンセプトとして、日本人の精神性、身体性を活かした舞台表現を駆使しながら、日本の歴史文化を題材にしたオリジナルミュージカルや日本各地の民俗芸能に基づいた歌舞集を創造しています。

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