この舞台は、一人の津軽女性「佐藤雛(ひいな)」の大正から昭和にかけての24歳から94歳までを描いています。
「自分の心を飾らず、ありのままの自分で生きていけたら…」
今の世の中は、いろんなしがらみの中で皆、もがきながら懸命に生きてる…
「佐藤雛」も その一人。
歌あり踊りありのわらび座初の一人ミュージカル。
舞台から「人の本音」を、感じて、聞いてもらえたら幸せです。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
わらび座は民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描く劇団です。
1951年2月 創立。民謡の宝庫と呼ばれる秋田県仙北市にホームベースを置き、現在5つの公演グループで年間約800回の公演を全国で行っています。
海外公演は、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、ブラジルなど16カ国で行なっています。
久保田城完成祝いの余興に早駆け競争が行われ、与次郎の走りっぷりを見た義宜公の命令で、江戸と秋田を結ぶ特別な飛脚集団「狐組」が作られる。秋田の繁栄のために重大な情報を最速で運ぶのが仕事だ。しかし少しでも機密が漏れたら命はない。与次郎は妹のように大切に想うカエデを救う為に狐組に入り、人としての生き方を捨てる。与次郎の行く末を心配するカエデ。争いのない太平の世を目指す政光。愛する義宜公と離ればなれに暮ら
「阿波踊り」「沖揚げ音頭」「佐渡おけさ」など、日本全国の民謡や郷土芸能を掘り起こし伝承をしてきた劇団わらび座が、初めてヨーロッパで公演を行い、圧倒的評価を得たステージです。
日本が誇る浮世絵師、葛飾北斎。90年間の生涯で3万点を超える作品を残し、そのユニークな魅力は今でも多くの人に愛されています。今回わらび座の舞台では、生涯に渡って「生きる面白さ」を発見し続け、どこまでも納得のいく絵を求め描き続けた人間・葛飾北斎の生きざまを、日本発・オリジナルミュージカルとしてダイナミックに描きます。
藤琴の獅子舞・花の舞・貫井囃子・鬼剣舞などの民族芸能の数々を盛り込んだ〝ファンタジックステージ〟正雄は、ふとしたことで親友の心を傷つけてしまった。語り合えないままその友だちを事故で失い、それ以来、自分のカラに閉じこもりがちだ。そんなある夏の夜、バイクに乗った正雄は、美里とそのお爺さん安蔵を巻き込んで事故を起こし、意識だけが浮遊する不思議な〝夢の世界〝へと入り込む。そこに、「行きたい所見たいもの、何