演劇
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改訂版・聖ミカエラ学園漂流記

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改訂版・聖ミカエラ学園漂流記

『聖ミカエラ学園漂流記』は、数十人の女生徒たちによる反逆のカーニバルを描く。それは暗黒の宝塚による金網デスマッチに駆け抜ける少女十字軍の叛乱なのである。悪魔と手を結ぶトリックスターには、美少女・美加理が扮し、「聖ミカエラ学園」は音を立てて崩れる。30余の女子中学生、女子高校生たちが歌うものは果たして何か? そして彼女たちは、どこに漂流するのか? 讃美歌と文部省唱歌の交叉する中、美少女・美加理が火を吹き、旅の踊り子が舞う時、金網デスマッチの暗黒の宝塚は、セーラー服を脱ぎ捨てて絶叫する。※作者・高取英による初演(82年)時の宣材(新聞)の文より

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
演劇舎螳螂
収録日
1984/1/22(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
120分
映像分数
120分

作品情報

上演情報
1984/1/15(Sun)~1984/1/22(Sun)ザ・スズナリ(東京都)
出演者・
スタッフ
美村亜維子
美加理(演劇舎螳螂)
狩野大介
大鷹 明良(演劇舎螳螂)
シスター
冬 雁子(演劇舎螳螂)
権左
長沢 荘六(演劇舎螳螂)
天草四郎時貞
渡辺 敬彦(演劇舎螳螂)
旅芸人
阿部 能丸(演劇舎螳螂)
旅芸人
三上 完太
旅芸人
KEIKO
旅芸人
鍵野 恭子
踊り子
山添 みづき
由紀
上牧 克子
女生徒
秋月 真由美
女生徒
石沢 美知子
女生徒
菅野 ひとみ(演劇舎螳螂)
女生徒
佐久間 由香
女生徒
白川 絵理
女生徒
高橋 かおり
女生徒
高橋 靖子
女生徒
鳴海 美紀
女生徒
尼寺 佳恵
女生徒
林 浩子(演劇舎螳螂)
女生徒
原 幸子(演劇舎螳螂)
女生徒
藤井 美子
女生徒
藤森 しの
女生徒
矢吹 ゆき子
女生徒
山下 章代
女生徒
湯沢 知枝
演出
小松 杏里(演劇舎螳螂)
美術・宣伝美術
吉田 光彦
作曲
広本 公朗
編曲・演奏
GHETTO(演劇舎螳螂)
衣裳
笠原 一浩
衣裳
藤井 美子
音響
松本 昭(音スタ)
照明
小松 杏里(演劇舎螳螂)
美術補
新井 優子(演劇舎螳螂)
制作
冬 雁子(演劇舎螳螂)
宣伝写真
川本 克彦
ポスターイラスト
森川 久美
製作
小松 克彦
その他
初演:1982年8月26日(木)~30日(月) 高円寺・明石スタジオ

本映像は資料価値を鑑み収蔵されております。
視聴に際しては、本映像はあくまでも劇団の公演記録用に撮影されたものであり、本来、公開のクオリティに達しているものではないことをご理解ください。

上演団体情報

1976年11月3日、明治大学演劇研究会・螺船のメンバーだった小松杏里・福士恵二・島達也によって結成され、冬雁子が続いて参加。1977年3月、明治大学内の螳螂アトリエにて『軌跡-ロウカス-』(作・演出/小松杏里)で旗揚げ。同年5月、麻布十番の天井桟敷館での公演『軌跡・改訂版』より大鷹明良が参加。以降、小松杏里のオリジナル作品のほか、寺山修司作品(『盲人書簡』77年、『疫病流行記』85年)やゲオルグ・ビュヒナー作『ヴォイツェク』84年、吉本昌弘作『ダブル・テイク』87年なども上演。80年より参加した美加理は80年代小劇場界のアイドルとして人気を博す。また、82年の『聖ミカエラ学園漂流記』を皮切りに高取英作品を続けて上演(『少年極光(オーロラ)都市』83年、『白夜月蝕の少女航海記紀』84年、『フランシスコ白虎隊二万海里』85年)、80年代小劇場演劇界で話題を呼ぶ。83年上演の、映画監督・川島雄三をモデルに描いた『銀幕迷宮-キネマラビリンス-』(作・演出/小松杏里)は戯曲集にもなり、その後も再三上演された小松杏里の代表作でもある。12年間37作品と連続公開ワークショップの活動において、大鷹明良、冬雁子、美加理、長沢壮六、渡辺敬彦、阿部能丸、原サチコ、かんのひとみ、遠藤智恵美、新童龍二、武藤直樹、その他多くの個性的で魅力溢れる役者陣を輩出し、88年3月『螳螂版・森は生きている(改題:グレシアの森に)』をもって、12年間の活動に終止符を打ち、惜しまれつつ、解散。
上記以外の主な公演:『飛行少年・夢の乙丸』84年、『十月のオラトリオ』85年、『レプリカ』86年、『ストロマトライト』87年

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