祖母を亡くした青年ひろとピアノから生まれた少女の出会いから始まる、人と人ならざるものの魂の形を巡る話。
あらすじ:
ピアノを壊した。
少女は二本足で立っていた。
命は巡れど魂は形を変えないなら
時間が流れてもあの時が残るなら
ろうそくの火を吹き消すまでの
みじかい逃避行をしよう。
取れない電話に背を向けて
広い大地に夢を見て
誰が僕を見つけても
キューちゃんは僕を探さない。
企画ごとに集まった人々と、上演や存在をテーマに創作をする。対話と空間の関係を重視し、人々の思考をコラージュのように重ねて作り出す等身大な表現が特徴。