眠れない夜に、僕はよくあの学校の屋上へ行った。
いつもそこにはこの町の王様がいた。
頑張らなければ生きられない昼間を、生き抜くための答えを求めて、夜の屋上に人が集まる。彼らは町の地図を作り、花を植え、本棚を置き、絵を飾り、町を少しずつ統治していく。
王様はただ好きなことをして、この町を好きだと言った。
その夜の特別な時間は、いつか終わりを迎えるのだろうか。
その時僕は、どうやって昼間の時間を生きるんだろうか。
企画ごとに集まった人々と、上演や存在をテーマに創作をする。対話と空間の関係を重視し、人々の思考をコラージュのように重ねて作り出す等身大な表現が特徴。
