演劇
アーカイブのみ

曖昧な犬

曖昧な犬
前澤秀登
曖昧な犬
石田直久
曖昧な犬
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曖昧な犬

なにが正しくて、なにが間違っているのか。誰かの記憶か、いつかの夢か? 記憶が曖昧で、分からない。この光のない小さな部屋の外に、本当に世界はあるのだろうか…。何もかも“記録”することで薄れていく“記憶”や、モビリティが高くなりあらゆる境界線が曖昧になっていく社会、そして自分がいる世界から脱することのできない閉塞感やその中で生きる人間像を、光のない小さな部屋に閉じ込められた3人により描き出す。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人ニブロール
収録日
2018/3/23(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
84分

作品情報

上演情報
2017/3/17(Fri)~2017/3/19(Sun)CCO クリエイティブセンター大阪(大阪府)
2018/3/23(Fri)~2018/3/25(Sun)吉祥寺シアター(東京都)
出演者・
スタッフ
脚本・演出
矢内原 美邦
映像、舞台美術、音楽
高橋 啓祐
照明
南 香織((合)LICHT-ER)
舞台監督
湯山 千景

上演団体情報

ミクニヤナイハラプロジェクト

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ダンサー、振付家でもある矢内原美邦が、2005年に「演劇作品」を制作することを目的に立ち上げたソロプロジェクト。圧倒的な情報量と運動量で知られる舞台では、劇画的にデフォルメされたキャラクターが、言葉と体をダンスするかのごとく高速回転させ、ドライブ感に溢れた魅力が生まれる。
2005年吉祥寺シアターこけら落とし公演として第1作目『3年2組』発表、2008年に同作で愛知県芸術劇場演劇フェスティバルへ参加。2010年に第5作目『前向き!タイモン』が京都府立文化芸術会館シェクスピア・コンペにて優秀賞受賞、2012年に第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2015年に『シーザーの戦略的な孤独』をタイ・バンコクで現地の俳優とともにリクリエーションし、Bangkok Theatre Festival 2015(バンコク/タイ)に参 加。2016年には、フェスティバル/トーキョー14で上演した『桜の園』で烏鎮演劇祭(中国)に参加し、日本的でありながら前例のない身体表現と演出が評価され、その年の芸術祭評価委員による最高得点を獲得するなど、近年アジアからの熱い注目を浴びている。

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