外側から(偏見まじりで)見られるという暴力への抵抗は、内側からおそるおそる言葉を発信することなのかもしれない。あまい洋々として描き続けてきた社会的に弱い立場にある『みえない子どもたち』。これまではその内側のみを書くことに注力していたが、これからは彼らと関わろうとする外側の人たちについても眼差しを注いでいきたいという決意を込めた演劇作品。
主宰結城が虐待サバイバーである経験から、社会的に弱い立場にある『見えない子どもたち』や『ケアリーバー』の精神活動について言及した演劇作品を上演する。啓蒙でも、悲劇の押し付けでもない、事実を演劇というエンターテインメントで包み込む糖衣錠のような作風が特徴。当事者にとってはお守りのような、事象と距離がある人たちにとっては『見えない子どもたち』の存在に気づけるような作品の上演を目標としている。
谷崎潤一郎「痴人の愛」の登場人物『ナオミ』を原型にした、現代を生きる「なおみ」の自立までを描いた演目である。
本作は、虐待を受けて育ち愛着問題を抱えた青年が己の過去を顧みる物語『ブリキの金魚』里親家庭で日常を過ごすことをよしとしながら里親たちの真っ当さに馴染めない少女の物語『やさしいおうちやさん』機能不全家庭に育ち大人の顔色をうかがうことに慣れてしまった女性の物語『MAGICAL♡GIRL♡APOLOGIES』バーチャル美少女受肉系Vtuberの男性が配信を行う映像作品『perfect nymphet』の
