90年の『怪盗ダブリン4号~IF I SHOULD FALL FROM GRACE WITH GOD』に続く遊気舎ケルトシリーズ第2弾。アイルランドか浜松で死にたいと常々語る後藤ならではの、ウェルメイド感あふれる重厚な仕上がりとなった。
シリーズに共通する謎の宝剣ポーグ・マホーンが巻き起こす奇跡を、奇病で苦しむ町を舞台に描く。観客のルーレットで次のシーンを決める究極の客いじりも入れながら、これで座長引退作となる後藤のオマージュが込められていた。
1970年旗揚げの「上方小劇場」を前身とし87年に遊気舎に改名旗揚げ。
90年『伝説の魔人 ラテンキング』より後藤ひろひとが第2代座長に就任。
『ダブリンの鐘突きカビ人間』を最後に後藤ひろひとが退団して、久保田浩が第3代目座長に就任。
その後、2003年の『ゴーリキ』から久保田の作・演出で公演を行うようになり、現在に至る。
