本作は、あやめ十八番代表・堀越涼の生家である、千葉県香取神宮参道の団子屋をモデルに描いた作品です。家族で仲良く、時に喧嘩をしながら、のんびりお団子屋を営む小堀の家。今作は、そんな小堀家の両親の“徒歩5分の駆け落ち”と、化け猫に纏わる物語です。作中で、同地方の文化行事である「佐原の大祭」を取り上げ、生演奏の祭囃子や祭踊りを演出に取り入れ、暮らしの情景を色鮮やかに描きます。
今回、あやめ十八番が取り上げるのは『活動写真の世界』。無声映画全盛の時代、日本では活動弁士と呼ばれる映画説明者が大活躍していました。日本では……と書くのは、この活動弁士という仕事が話芸に秀でた日本固有の文化であった為です。そんな彼らも、トーキー映画の台頭と共に、徐々にその活躍の場を奪われていきました。本作『六英花 朽葉』では、大正・昭和を舞台に活躍した活動弁士たち全盛の夏と、衰退の秋を描きます。
-
-
-
-
-
三島由紀夫没後五十年 プラス1
愛が見せる地獄・芸術という名の狂気。この世ならぬ様を描かんとする絵師の執念に、美しき乙女は命を差し出し業火の贄となる。幼年期の三島由紀夫が芸術と美への感性を育む素地であった歌舞伎。そのオマージュである「三島歌舞伎」の第一作『地獄變』、極彩色の世界を花組芝居が総力を挙げてネオかぶきへと昇華する!時は平安の頃。絵師・良秀は、天下一の腕前だと都で評判を得ていたが、高慢で変わり者だと噂される男だった。彼に
