1981年山形県生まれ。京都拠点。アーティスト、サウンドデザイナー。音の体験やフィールドワークを起点として独自の音場空間を構築する。近年は視聴覚空間の多様性を踏まえ、新たなフェーズとしての「再生」を軸として実践と考察を進める。近作に、個展「わたしとゾンビ」 (京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、2020)など。2013年初演の『パブリックアドレス-音場』が2021年、クンステン・フェスティバル・デザールに招聘された。
またサウンドデザイナーとしてアーティストとのコラボレーションも多く、記録にまつわる作業集団ARCHIVES PAY、音楽グループNEW MANUKE のメンバーとしても活動する。
音の体験やフィールドワークを起点に、独自の音空間を構築してきた荒木優光。シアターピースやインスタレーション作品を発表するほか、記録にまつわる作業集団ARCHIVES PAY、音楽グループNEW MANUKEのメンバーとしても活動する。今回、新作のモチーフとして荒木が興味を持ったのが「カスタムオーディオカー」。理想のサウンドを追求し、音響システムとビジュアルに粋を尽くしたあのクルマたちだ。夕闇に染ま
金氏徹平は、京都を拠点に国内外で作品を発表している彫刻家だが、美術という枠組みを軽々と飛び越えて、さまざまなアーティスト、スペシャリストとのコラボレーションを積極的に展開している。KYOTO EXPERIMENTへは2014年に参加。作品展示を開いた会場で、ミュージシャンらを巻きこんだ4つのパフォーマンスも見せた。今回、発表される新作は、自身の映像作品『Tower』、彫刻作品『White Disc
マレビトの会の松田正隆がタルコフスキーの映画『ストーカー』等を下敷きに書いたSFメロドラマを、維新派·松本雄吉の演出で上演。舞台は、隕石の落下によってできた巨大な穴を抱える都市。段丘上に広がる街(舞台装置)のあちらこちらに、穴の周囲に設定された立ち入り禁止区域「ゾーン」の案内人とその家族、 死者と再会するためにそこを訪れる人々の人間模様が配置される。ゾーンで過ごす死者との時間は幻にすぎないのか、穴