オリジナル台本・全編オリジナル曲・生演奏で送る現代ダンス狂言。演劇、バレエ、人形劇を結びつけ、ダンサーは演者と黒子の二役をこなし、台詞も言えば歌も歌う。道化の狐を進行役に、コミカルでファンタジックに現代日本を描く。前半の第一巻「ひとめぼれ一世一代純情篇」は1995年に初演し好評を博した狐と兎の恋を描く作品の再演。第二巻の新作「冬枯れ望郷篇」では、金満家の狸と庶民の狐との悲喜こもごもを綴る。
バレエとゲームの奇跡の融合が生み出す感動のステージ。初演は1995年、演出・振付は同バレエ団常任振付家の鈴木稔、音楽は故すぎやまこういち。
水に半分浸かったような浅草の廃墟「神谷バー」で夕一(ゆういち)という男と名ばかりの結婚生活をするモモが腹話術師の朝顔と再会する。モモはどん詰まりの生活に疲れた朝顔が酔ったはずみで愛を語りかけたビニ本のモデル女だった…。 蜷川幸雄らと「現代人劇場」「櫻社」で活発な演劇運動をしてきた石橋蓮司が緑魔子ら7人の同志と共に旗揚げした劇団第七病棟の4作目(旗揚げ公演は『ハーメルンの鼠』(唐十郎作)、第2作『ふ