演劇
アーカイブのみ

カンカラ

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カンカラ

  • 上演団体:維新派
  • 犬島アーツフェスティバル参加作品

【Story】
少年ワタルと仲間のチョウ、テツオは、ある日死んでしまった兄貴分のセントクの遺骨を運河に流す。直後に不良グループに襲われて気を失ったワタル。気がつくと彼は瀬戸内海を西に向かう小さな舟に乗っていた。 上陸した小さな島には巨大な煙突の立ち並ぶ精錬所があり、明治時代の労働者たちがモッコを担いで働いている。そこに混じって働くチョウとテツオを見つけたワタルは、死んだセントクと瓜二つの、韓国語を話すソンスという青年に出会う…

【Note】
岡山市唯一の有人離島、犬島での公演。昭和初期に操業停止した銅精錬所の跡地に野外劇場を建てた。 メンバーは公演の一ヶ月半前に犬島入り、約2ヶ月間島に滞在して作品を完成。全国から4000人という観客を動員。 「流星」でダイアローグを廃し、言葉と音楽を解体し、感覚に訴える方法論を確立した維新派が、ストーリーとスペクタクルを融合させた作品で高い評価を得た。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
株式会社カンカラ社
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2002/7/19(Fri)~2002/7/28(Sun)犬島 精錬所跡地(岡山県)
出演者・
スタッフ
ワタル
春口 智美
チョウ
岩村 吉純
テツオ
石本 由美
ソンス
田中 慎也
キャバレーの支配人
木村 文典
船の上の兄弟
新田 ヒロユキ
船の上の兄弟
江口 佳子
リヤカーの家族
早乙女 憲
リヤカーの家族
石黒 陽子
リヤカーの家族
佐藤 亜希
妖怪のコメディアン
升田 学
妖怪のコメディアン
鹿田 大樹
妖怪のコメディアン
藤木 太郎
妖怪のコメディアン
栃下 亮
楽隊
大岸 孝行
楽隊
小松 敏夫
楽隊
坊野 康之
楽隊
坂元 直樹
楽隊
東 恵司
楽隊
森 正吏
草の精
平野 舞
草の精
みずちおむ
草の精
大駕 直央
草の精
藪 実里
草の精
エレコ 中西
草の精
四谷 エスタ
草の精
石丸 史夏
草の精
川田 きよ
草の精
久慈 麻美
草の精
稲垣 里花
草の精
中 麻里子
草の精
久保田 暢子
構成
松本 雄吉
演出
松本 雄吉
音楽
内橋 和久
舞台監督
大田 和司
照明
柿嵜 清和
照明
(株)PAC
音響
松村 和幸
音響
move
音響効果
塚田 珠美
美術
田中 春男
衣裳
高野 裕美
メイク
名村 ミサ
メイク
松村 妙
ヘアデザイン
新宮 延子
宣伝写真
福永 幸治
犬島写真
伊東 俊介
宣伝文
村上 美香
宣伝美術
東 學
屋台村ディレクター
玉置 稔
屋台村ディレクター
白藤 垂人
制作
衛藤 千穂
制作
李 胡姫
映像権利者
(株)放送映画製作所
受賞歴など
第2回朝日舞台芸術賞受賞

上演団体情報

1970年、松本雄吉を中心に設立。関西を拠点とし、国内外のさまざまな土地で公演を行った。1991年、東京・汐留での野外公演『少年街』より、独自のスタイル“ヂャンヂャン☆オペラ”を確立する。発語、踊り、音楽など、どの点においても世界的に類を見ない集団で、特に、自らの手で巨大な劇場と屋台村を作り上げ、まるで小さな街のようなその劇空間は、終わると一切の痕跡も残さなかった。その独創性は演劇という枠を超え、同時代の表現者たちに多くの影響を与えた。2017年12月に解散。

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