世田谷シルク第10回公演
世田谷シルク第10回公演
シーンは自殺した両親の葬式から始まる。その死因を探る委員会。残された盲の姉と弟は、両親が旅行者から借りたという金を返済していくことになるが、その最中に弟は若い女に出会い、自由を知る。また殺人を犯す。親類や町の人々は奇妙な親切心で刑務所の弟を援護するが、思い通りにならないとわかると激怒する。社会とその外側の世界を、孤独とともに舞台化。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
2008年立ち上げ。「くすっと笑えるアート」と称し、日常生活に突如入り込む奇妙な状況を、コミカルに描く作風。作品にはビジュアルアートという視覚的芸術を取り入れている。近年は「野外劇場」・「児童演劇」・「国際共同制作」を主軸とし、海外で上演する機会も増えている。