俳優たちの手が次々にシルエットとなり、さまざまな動物へと変身していく光と影の舞台は、観る人をファンタジーの世界に誘います。サン=サーンスの名曲「動物の謝肉祭」のメロディを巧みに構成し、ライオン、オンドリとメンドリ、カメ、ゾウ、カンガルー、魚たち、白鳥を登場させ、静と動、繊細と大胆、個と群、と緩急自在な影絵で独特な世界を描きます。
1979年劇団創立50周年記念公演で初演。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1929年創立。
2019年には劇団創立90周年を迎えた。
東京・新宿には人形劇専門劇場「プーク人形劇場」があり年間を通して公演を行っている。
劇場を拠点に、全国での公演のほか、時には海外でも上演。
映像部門の「スタジオ・ノーヴァ」ではテレビの人形劇製作に携わっている。
ドラゴンっていったいどこにいるんでしょう?おとぎ話の中ではいつも燃えるような目をして口から火をはき、金色のりんごをえさに城のお姫さまをさらっていく悪者ですよね。今日はハッチの6回目の誕生パーティ。でもママの帰りは遅いしお客さまはまだまだやって来ません。大きなケーキと色とりどりのキャンデーや贈り物の山の中で、待ちくたびれたハッチはいつしか空想の世界へ……あらわれたのは、とてもはずかしがりやで、口から
井上ひさし氏初の文楽台本。1972年、フランスの作家・モリエールの喜劇「守銭奴」を翻案したものです。金壺に頬摺りし、人情を踏みつぶし、その強欲親父の名は「金仲屋金左衛門」。いつの世も人間の欲望には限りがありません。金の亡者「金仲屋左衛門」が織り成す人間喜劇。劇団創立70周年記念公演として初演。
ゾウの鼻が長くのびたそのわけは?ジャングルの中はいつもにぎやかなのに、きょうは少し静かです。そうです。あのなんでも知りたがり、まわりの動物たちを困らせている鼻のみじかい子ゾウがいないようです。「ワニは晩ごはんになにを食べるの?」というへんな質問でみんなを怒らせてしまった子ゾウは、とうとうはるか遠くにいるワニに聞きに行くことにしたのです。そして・・・。
おじいさんとおばあさんの可愛がっていたボールのフリーチェクが、悪者の凧のムラークにさらわれた。2人は手廻しオルガンと太鼓を打ちならし凧のムラークに立ち向かうのですが…。
