演劇
アーカイブのみ

三婆

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三婆

土岐は1963(昭和38)年、金融業者の武市浩蔵は妾駒代の家で急死する。報せを聞いて本妻の松子と浩蔵の妹タキが駆けつけた。お互い’カボチャ婆’”電気クラゲ’’キツネ’と陰口をきいている三人の遭遇である。四十九日も無事に済ませ松子は一安心するも、タキが兄の家に住むのは当然と押しかけてきた。さらには駒代も新橋の料理屋の普請が済むまで部屋を貸してほしいとこれまた居座ってしまう。かくして本妻と妾と小姑、一筋縄では行かない三婆が一つ屋根の下に同居することになった・・・。
有吉佐和子原作、小幡欣治脚色による「三婆」は東宝現代劇での初演以来繰り返し上演されてきました。文化座では1977年に初演、そして1978年から79年、1988年から1990年にかけ二度にわたる全国公演で啓350ステージ以上を重ね、劇団の代表作の一つに数えられます。要望の絶えなかったこの作品に、いよいよ満を持して、新キャスト、新演出で挑みます。
老いること、生きていくこと、そして人と人との繋がりを、笑いと涙の中でいままた考えてみたいと思います。社会性とエンターテインメントを兼ね備えた人間喜劇の傑作にどうぞご期待ください!

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2016/3/11(Fri)~2016/3/21(Mon)東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
出演者・
スタッフ
武市松子
佐々木 愛
武市タキ
有賀 ひろみ
富田駒代
阿部 敦子
瀬戸重助
佐藤 哲也
お花
山﨑 麻里
辰夫
筆内 政敏
馬場
皆川 和彦
田所
井田 雄大
重藤、田中
阿部 勉
きよ子
酒井 美智子
千石
田中 孝征
丸島
岡田 頼明
山田吾郎
沖永 正志
和子
長束 直子
山川
姫地 実加
常見
中島 文世
二上
白幡 大輔
正子
菊池 葉月
演出
西川 信廣
脚色
小幡 欣治
美術
小池 れい
照明
塚本 悟
衣裳
岸井 克己
音楽
上田 亨
メイク
清水 悌
かつら
川口 博史
舞台監督
鳴海 宏明
制作
中山 博実

上演団体情報

劇団文化座は戦時下の1942(昭和17)年2月26日に結成される。同年4月第1回公演梅本重信作『武蔵野』で旗揚げ。敗戦間際の昭和20年6月、日本の現代劇の紹介という名目で満州に渡り2か月後に敗戦を迎え、一年間の難民生活を経て帰国。以来、「戦争と日本人」にこだわった作品、日本の底辺に生きる人々に寄り添った作品、現代を映す鏡となる現代劇を生み出し続けている。

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