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高井かおると島田とも子、現在51歳。高校時代からの親友であるが、性格も考え方も今まで歩んできた道も正反対。かおるは愛する夫と二人の子供に恵まれ、主婦として平穏な生活を送ってきた。しかし夫の浮気が発覚し、どうしてもそれが許せず一年まえに離婚。
とも子は大学卒業後、出版社に勤務、キャリア・ウーマンとして独身を通してきた。しかし彼女も出版社の倒産という憂き目にあう。そんな人生のターニングポイントを迎えた二人が再出発の道として選んだのが資金もあまり要らない結婚仲介業。
競争の激しいこの業界でほとんど素人の二人はうまくやっていけるのか? キャリア・ウーマンだったとも子のリードでなんとか危なっかしいスタートを切ったものの、人生や結婚に対して理想を抱いているかおるはシビアな現実に直面して戸惑うばかり。
高校時代の同級生や結婚仲介所にやってくる人々、それぞれの人生、それぞれの思いが絡み合うなか、かおるやとも子の身の上にも小さな事件、いや当人にとっては大きな出来事が次々と捲き起こってくるのだった…。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社劇団文化座
収録日
1999/9/9(Thu)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
160分
映像分数
153分

作品情報

上演情報
1999/9/4(Sat)~1999/9/12(Sun)その他(その他)
出演者・
スタッフ
高井かおる
佐々木 愛
島田とも子
李 麗仙(ジェニック)
田所正直
伊藤 勉(劇団文化座)
田所なつ子
桐山 京(劇団文化座)
田所宏
沖永 正志(文化座)
秋山時雄
小金井 宣夫(劇団文化座)
脚本
木庭 久美子(フリー)
演出
越光 照文(劇団青年座)
舞台美術
大野 泰(フリー)
照明
桜井 真澄(東京舞台照明)
音響
高橋 巌(オフィス新音)
衣装
伊藤 かよみ(フリー)

上演団体情報

劇団文化座は戦時下の1942(昭和17)年2月26日に結成される。同年4月第1回公演梅本重信作『武蔵野』で旗揚げ。敗戦間際の昭和20年6月、日本の現代劇の紹介という名目で満州に渡り2か月後に敗戦を迎え、一年間の難民生活を経て帰国。以来、「戦争と日本人」にこだわった作品、日本の底辺に生きる人々に寄り添った作品、現代を映す鏡となる現代劇を生み出し続けている。

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