演劇
アーカイブのみ

鮫’98〜哀しみジョウズ〜

鮫’98〜哀しみジョウズ〜
鮫’98〜哀しみジョウズ〜
鮫’98〜哀しみジョウズ〜
鮫’98〜哀しみジョウズ〜
演劇
アーカイブのみ

鮫’98〜哀しみジョウズ〜

その手紙にはこうあった。
三日後に、赤ん坊を殺す。

■ものがたり
阿佐ヶ谷スパイダース初の男のみの公演は、姉の死の直後、その恋人の男がデリバリーヘルスを呼んでいたことを知った弟の3年に渡る3話構成の復讐劇。1話目は蝉だと言い張って木に貼り付いた男と、彼に住みつかれてしまった刑事との間の奇妙な友情の話。2話目はある誘拐事件を元に慌ただしく捜査を始める、意外に暇な新宿の刑事たちの姿をコミカルに描く。3話目は、ロシアンルーレットを楽しむために集まった理屈っぽい男たちの会話劇。いつの間にか銃を相手に向けるルールに変わった途端、スリルを味わうゲームにねじ曲がった殺意が入り交じって来る。この関係のない3つの物語が複雑に絡み合いつつ、弟の執念深い復讐が迫り来る。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
114分

作品情報

上演情報
1998/10/30(Fri)~1998/11/3(Tue)早稲田小劇場どらま館(東京都)
出演者・
スタッフ
近藤
伊達 暁
山本、鮫田
三島 嘉崇
河合、店員、乾
小林 顕作
中西、鳳
長塚 圭史
セミ、錦織、草木
中山 祐一朗
作・演出
長塚 圭史
照明
千田 実
音響
加藤 温
美術
松浦 孝行
衣装
EVACO

上演団体情報

阿佐ヶ谷スパイダース

団体詳細・作品一覧を見る

阿佐ヶ谷スパイダースは1996年の旗揚げから、毎回キャストを集めて新作を発表する「演劇プロデュース・ユニット」として活動してきました。これは作品の多様性を高めるためには実に最適な形態であったと言えます。「劇団」と称していなかったからこそ、多くの方々と創作をする機会を得、20年間という年月解散することなく続けて来られたのかもしれません。ですが、沢山の人に支えられ活動してきた20年間で<演劇>を取り巻く状況は大きく様変わりし、同様に我々の思考も変化しました。より「過激」に自分たちの理想を追い求めるため、<より自由に><より幅広く>活動を展開していくために、2017年5月、満を持しあえて「劇団」として活動していくこととなりました。現在劇団員は 36 名。演劇を生業としている者から、会社員・主婦・学生・写真家など様々な業種の劇団員が在籍。緩やかに繋がっているような我々なりの新しいカタチを模索します。

阿佐ヶ谷スパイダースの関連作品