ウィリアム・シェイクスピア『ロミオとジュリエット』を原作として、人工知能(AI)による文章生成ツール「GPT-2」が書き起こしたリブレットを元に、足立智美が作曲、あごうさとしが演出したオペラ作品。
近代英語のひとつの基準を作っているともいえるシェークスピアのテキストを人工知能によって書き直すことによって、物語の新しい形式を提示する。
文化庁芸術祭大賞・サントリー芸術財団佐治敬三賞 受賞作品。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
2028/12/5まで
ソプラノ太田真紀とギター山田岳により2013年よりデュオ活動を開始。それぞれがソロとして活動しつつ、この編成におけるデュオ作品の「今」を追求、既存作品の演奏のみならず、新作委嘱や実験的要素の強い作品まで数多く紹介、独自のプログラミングで注目を集める。
近年は多彩なゲストを迎えたアンサンブル編成でのコンサートに取り組み、2018年3月には、マウリシオ・カーゲルの歴史的実験作《ACUSTICA》を、世界的にも初めてというべき規模で上演を果たした。
これまでに、松平頼曉、宗像礼、足立智美への委嘱や、伊左治直、志田笙子らの初演(改定初演)、海外作曲家作品の日本初演等を行っている。