演劇
アーカイブのみ

かげの砦

かげの砦
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かげの砦

東北のある中学校。生徒数11人、1年生から3年生まで1クラスの障害児学級。
新学期を迎え、新しく担任となった谷川はこのクラスの自由奔放さが、勝手気ままな規律のない生活としか映らなかった。“かげっこ”と陰口をささやかれながらも純真に精一杯生きていく生徒たちに触れる中で、谷川も子供たちへの理解と愛情を深めていった。
そんな時、普通学級に移った君枝のクラスで盗難事件があり、君枝が心無い詰問を受けていることを生徒たちは知った。君枝を信じて疑わない生徒たちは君枝を自分たちの教室に連れ戻し、机や椅子で砦を築いてかくまおうとする。しかし…。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社 青年劇場
収録日
1981/6/5(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
113分
映像分数
113分

作品情報

上演情報
1976/2/26(Thu)~1976/2/29(Sun)その他(その他)
1976/3/8(Mon)~1976/3/8(Mon)豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)(東京都)
1976/3/12(Fri)~1976/3/12(Fri)小金井公会堂(東京都)
出演者・
スタッフ
谷川芳男
島田 静仁(青年劇場)
桧山道乃
渋谷 龍子(青年劇場)
松井紀子
高安 美子(青年劇場)
保坂大士
北上 信(青年劇場)
河村とみ
藤木 久美子(青年劇場)
佐藤勇
小林 直二(青年劇場)
坂本守
筒井 浩(青年劇場)
大崎秀子
沖 あけみ(青年劇場)
辛島のり子
たかお ようこ(青年劇場)
大島邦雄
向山 宏志(青年劇場)
佐々木義雄
荒 宏哉(青年劇場)
鈴木君枝
草薙 まき(青年劇場)
工藤京子
飯野 あすか(青年劇場)
小山内耕
渡辺 尚彦(青年劇場)
三浦恭一
白石 康之(青年劇場)
三浦きの
北上 奈緒(青年劇場)
脚本
小寺 隆韶
演出
堀口 始(青年劇場)
舞台美術
川上 潔
照明
横田 元一郎(ライティングユニオン)
音響効果
山本 泰敬
舞台監督
宮崎 靖(青年劇場)
制作
土方 与平(青年劇場)
受賞歴など
昭和51年度東京都優秀児童演劇優秀賞
第13回紀伊國屋演劇賞(団体賞) 「夜の笑い」「かげの砦」の舞台成果に対し
第12回斉田喬戯曲賞佳作
厚生省中央児童福祉審議会児童福祉文化賞(厚生大臣賞)

上演団体情報

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
1964年日本新劇界のパイオニア、秋田雨雀と土方与志に戦後教えを受けた俳優・演出家が中心となって結成。今日の社会を描く現代劇の創造を進める一方、青少年のための優れた演劇の創造を追求し、2024年には創立60年を迎える。また、小劇場企画として「戦後日本演劇が生み出した秀作」の掘り起こしにも挑んでいる。現在、年間3~4回の東京公演及びスタジオ公演、50~100回の地方一般公演など一般観客を対象とした公演と、年間100回程度の学校公演や子ども劇場での公演、文化庁委託「舞台芸術による子供の育成総合事業」公演など、年間200回近く、延べ観客10~15万人という公演活動を行っている。近年は学校での公演数が減少の傾向にあるが、様々な公演の形を追求し、青少年劇場公演の充実に努めている。また、1978年には「夜の笑い」と「かげの砦」の舞台成果に対し、第13回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。1980年「夜の笑い」がフィレンツェ第13回国際演劇祭に招聘され参加。2002年「17歳のオルゴール」で、アシテジフェスティバル・イン・ソウルにフリンジ参加。2005年「銃口~教師・北森竜太の青春」で韓国14都市を巡演(日韓友情年記念事業)など、国際交流にも努めている。 劇団構成は20代から80代まで、劇作家・俳優に加え、制作部門や演出部門の専門家約20名も有し100名近いメンバーが年間を通して演劇活動に従事している。

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