演劇
アーカイブのみ

椰子の実の歌が聞こえる

椰子の実の歌が聞こえる
椰子の実の歌が聞こえる
演劇
アーカイブのみ

椰子の実の歌が聞こえる

1991年2月4日、早朝。
天草・鬼木岬の民宿。一人の男が変死体で発見された。年齢は68歳。男は毎年この日、民宿の主人と二人「椰子の実」の歌を歌い、たおれた戦友を弔ってきた。
県警による捜査が開始された。自殺か他殺か。疑いは連れの女、二人を追ってきた妻、そして民宿のすべての人々に向けられる。
千田夏光氏の作品をもとに、あの戦争体験を若い世代に語り続けてきた瓜生正美が贈る社会派推理劇。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社 青年劇場
収録日
1991/9/9(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
127分
映像分数
127分

作品情報

上演情報
1991/9/5(Thu)~1991/9/9(Mon)朝日生命ホール(東京都)
1991/9/11(Wed)~1991/9/13(Fri)前進座劇場(東京都)
1991/9/14(Sat)~1991/9/17(Tue)本多劇場(東京都)
出演者・
スタッフ
大場定夫
後藤 陽吉(青年劇場)
大場トシエ
上甲 まち子(青年劇場)
大場三郎
田中 慶太(青年劇場)
田武君枝
石橋 美智子(青年劇場)
西川了信
森 三平太(青年劇場)
西川ハナ子
小竹 伊津子(青年劇場)
山本妙子
藤井 美恵子(青年劇場)
田中刑事
朝倉 喜久雄(青年劇場)
渡辺刑事
吉村 直(秋田雨雀・土方与志記念青年劇場)
佐川秋子
井上 昭子(青年劇場)
警官1
島本 真治(青年劇場)
警官2
東 邦昭(青年劇場)
警官3
滝 知史(青年劇場)
原作
千田 夏光
脚本
瓜生 正美(青年劇場)
演出
中野 千春(青年劇場)
舞台美術
松下 朗
照明
大河原 修二(ライティングユニオン)
音響効果
石井 隆(青年劇場)
音楽
近藤 浩章
舞台監督
宮崎 靖(青年劇場)
制作
福島 明夫(青年劇場)
制作
宮部 明(青年劇場)

上演団体情報

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
1964年日本新劇界のパイオニア、秋田雨雀と土方与志に戦後教えを受けた俳優・演出家が中心となって結成。今日の社会を描く現代劇の創造を進める一方、青少年のための優れた演劇の創造を追求し、2024年には創立60年を迎える。また、小劇場企画として「戦後日本演劇が生み出した秀作」の掘り起こしにも挑んでいる。現在、年間3~4回の東京公演及びスタジオ公演、50~100回の地方一般公演など一般観客を対象とした公演と、年間100回程度の学校公演や子ども劇場での公演、文化庁委託「舞台芸術による子供の育成総合事業」公演など、年間200回近く、延べ観客10~15万人という公演活動を行っている。近年は学校での公演数が減少の傾向にあるが、様々な公演の形を追求し、青少年劇場公演の充実に努めている。また、1978年には「夜の笑い」と「かげの砦」の舞台成果に対し、第13回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。1980年「夜の笑い」がフィレンツェ第13回国際演劇祭に招聘され参加。2002年「17歳のオルゴール」で、アシテジフェスティバル・イン・ソウルにフリンジ参加。2005年「銃口~教師・北森竜太の青春」で韓国14都市を巡演(日韓友情年記念事業)など、国際交流にも努めている。 劇団構成は20代から80代まで、劇作家・俳優に加え、制作部門や演出部門の専門家約20名も有し100名近いメンバーが年間を通して演劇活動に従事している。

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