演劇
アーカイブのみ

わが街わが愛

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演劇
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わが街わが愛

この作品は、川崎の下請けの零細工場の経営者の安全管理無視から起こった災害事故、数名の労働者の焼死という悲劇を、背景にしています。劇はその前後の期間にわたり、焦点はこの工場で働く青年労働者の生き様、彼らの悩みや仲間同士の関係、愛情、対立、連帯、失望、希望に置かれています。また、彼らの使用者側、街でふれあう大企業を含む他企業の労働者、夜の歓楽街の息づかいなども描かれています。
現代を反映して屈折した影を投影しつつも、懸命に生きる人々への作者の暖かい励ましを感じさせる作品です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社 青年劇場
収録日
1984/9/12(Wed)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
135分
映像分数
135分

作品情報

上演情報
1984/9/7(Fri)~1984/9/7(Fri)練馬文化センター(東京都)
1984/9/8(Sat)~1984/9/9(Sun)前進座劇場(東京都)
1984/9/10(Mon)~1984/9/15(Sat)朝日生命ホール(東京都)
1984/9/17(Mon)~1984/9/17(Mon)品川文化会館(東京都)
1984/9/18(Tue)~1984/9/18(Tue)目黒公会堂(東京都)
1984/9/19(Wed)~1984/9/19(Wed)赤羽会館(東京都)
1984/9/20(Thu)~1984/9/20(Thu)中野公会堂(東京都)
1984/9/21(Fri)~1984/9/21(Fri)荒川区民会館(東京都)
出演者・
スタッフ
工藤輝子
北上 奈緒(青年劇場)
工藤律子
菅原 修子(青年劇場)
工藤洋一
中谷 源(青年劇場)
柴崎雄次
白石 康之(青年劇場)
柴崎文治
板倉 哲(青年劇場)
青井社長
北上 信(青年劇場)
青井千鶴子
渋谷 龍子(青年劇場)
武上常務
中野 千春(青年劇場)
大沢
森 三平太(青年劇場)
比嘉祐一
吉村 直(秋田雨雀・土方与志記念青年劇場)
新里三介
広戸 聡(青年劇場)
知念邦広
桜井 和之(青年劇場)
古川正男/銀行調査係長
小林 直二(青年劇場)
長尾駿一
広尾 博(青年劇場)
田名部博
坂井 誠治(青年劇場)
石洋子
千田 京子(青年劇場)
比嘉和子
武田 史江(青年劇場)
早川ゆかり
佐藤 奈美江(青年劇場)
吉村武志
千賀 拓夫(青年劇場)
原作
山内 久
脚本
山内 久
脚本・演出
堀口 始(青年劇場)
舞台美術
綾部 郁郎
照明
横田 元一郎(ライティングユニオン)
音響効果
山本 泰敬
音楽監督
千葉 和臣(海援隊)
衣装
五十嵐 和代(青年劇場)
舞台監督
宮崎 靖(青年劇場)
制作
土方 与平(青年劇場)
制作
福島 明夫(青年劇場)

上演団体情報

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
1964年日本新劇界のパイオニア、秋田雨雀と土方与志に戦後教えを受けた俳優・演出家が中心となって結成。今日の社会を描く現代劇の創造を進める一方、青少年のための優れた演劇の創造を追求し、2024年には創立60年を迎える。また、小劇場企画として「戦後日本演劇が生み出した秀作」の掘り起こしにも挑んでいる。現在、年間3~4回の東京公演及びスタジオ公演、50~100回の地方一般公演など一般観客を対象とした公演と、年間100回程度の学校公演や子ども劇場での公演、文化庁委託「舞台芸術による子供の育成総合事業」公演など、年間200回近く、延べ観客10~15万人という公演活動を行っている。近年は学校での公演数が減少の傾向にあるが、様々な公演の形を追求し、青少年劇場公演の充実に努めている。また、1978年には「夜の笑い」と「かげの砦」の舞台成果に対し、第13回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。1980年「夜の笑い」がフィレンツェ第13回国際演劇祭に招聘され参加。2002年「17歳のオルゴール」で、アシテジフェスティバル・イン・ソウルにフリンジ参加。2005年「銃口~教師・北森竜太の青春」で韓国14都市を巡演(日韓友情年記念事業)など、国際交流にも努めている。 劇団構成は20代から80代まで、劇作家・俳優に加え、制作部門や演出部門の専門家約20名も有し100名近いメンバーが年間を通して演劇活動に従事している。

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