演劇
アーカイブのみ

斬られの仙太

斬られの仙太
斬られの仙太
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斬られの仙太

時は江戸末期から明治にかけて。常陸の国の水呑み百姓・仙太郎はあまりの凶作に年貢の減免と取立の猶予をお上に訴えるが、この地の有力者・北条の喜平はそれを許さず、彼を村から追い出してしまう。復讐を誓った仙太は江戸で剣法を学び、博徒となって故郷へと戻る道すがら、ひょんなことからとある茶屋で頼まれごとをされ、それをきっかけに水戸天狗党絡みの騒動へと巻き込まれていく。仙太の剣の腕と男気を目の当たりにした党から是非同士にと勧誘を受けた仙太は、党の斬り込み隊長として次第にその名を高めて行く......。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社劇団文化座
収録日
1988/2/10(Wed)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
180分
映像分数
172分

作品情報

上演情報
1988/2/4(Thu)~1988/2/14(Sun)サンシャイン劇場(東京都)
出演者・
スタッフ
仙太
阪井 康人(劇団文化座)
お蔦
佐々木 愛(劇団文化座)
仁伍左
湯浅 実(劇団青年座)
段六
小金井 宣夫(劇団文化座)
演出
秋浜 悟史(フリー)
脚本
三好 十郎(フリー)
舞台美術
石井 強司(文学座)
作曲
三木 稔(フリー)
照明
秋本 道男(東京舞台照明)
音響
高橋 巌(オフィス新音)
衣装
岸井 克己(フリー)

上演団体情報

劇団文化座は戦時下の1942(昭和17)年2月26日に結成される。同年4月第1回公演梅本重信作『武蔵野』で旗揚げ。敗戦間際の昭和20年6月、日本の現代劇の紹介という名目で満州に渡り2か月後に敗戦を迎え、一年間の難民生活を経て帰国。以来、「戦争と日本人」にこだわった作品、日本の底辺に生きる人々に寄り添った作品、現代を映す鏡となる現代劇を生み出し続けている。

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