演劇
アーカイブのみ

異説 津軽あいや節

異説 津軽あいや節
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異説 津軽あいや節

今も昔も津軽富士、お岩木山は津軽の衆の守り神。おいわきさんのそれはそれは大きな池がありました。戦乱の世が続き、織田・豊臣・徳川と天下が移り変わるなかで、平穏だったこの土地にもさまざまな人やものが流れ込んできました。ところで、この池に住む「てながえび」のてはどうしてこんなに長くなったのか――。この池にやってくる人間や、池に棲みついた「あししばり」という妖怪が登場する幻想的な物語は、なんとも愉快なほのぼのとした雰囲気を漂わせ展開しますが、池の住人である「はす」や「てながえび」からみると不可解な、そしてどうしようもない人間の<さが>がやがて浮かび上がってきます。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社劇団文化座
収録日
1992/7/9(Thu)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
95分
映像分数
100分

作品情報

上演情報
1992/7/8(Wed)~1992/7/13(Mon)サンシャイン劇場(東京都)
出演者・
スタッフ
きよ
鈴木 光枝(劇団文化座)
はる
佐々木 愛(劇団文化座)
なつ
高村 尚枝(劇団文化座)
あき
阿部 敦子(劇団文化座)
はす
田村 錦人(劇団文化座)
あししばり
青木 和宜
脚本
岡安 伸治(フリー)
演出
鵜山 仁(文学座)
舞台美術
石井 強司(文学座)
作曲
川崎 絵都夫(フリー)
照明
金 英秀(文学座)
音響
深川 定次(東京演劇音響)
衣装
岸井 克己(フリー)

上演団体情報

劇団文化座は戦時下の1942(昭和17)年2月26日に結成される。同年4月第1回公演梅本重信作『武蔵野』で旗揚げ。敗戦間際の昭和20年6月、日本の現代劇の紹介という名目で満州に渡り2か月後に敗戦を迎え、一年間の難民生活を経て帰国。以来、「戦争と日本人」にこだわった作品、日本の底辺に生きる人々に寄り添った作品、現代を映す鏡となる現代劇を生み出し続けている。

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