演劇
アーカイブのみ

赤い鳥逃げた…―日航123便墜落事故より―

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演劇
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赤い鳥逃げた…―日航123便墜落事故より―

  • 上演団体:劇団離風霊船
  • 劇団離風霊船
  • 東京国際演劇祭‘88参加作品

1985年8月に起きた日本航空機の墜落事故を特異な発想と批判的な笑いで描きながら、深い鎮魂の思いを込めた作品。初演は1986年。家族が夢中になって見入るテレビから、インタビューから逃れて事故の生存者であるCAが飛び出してくる場面を皮切りに、日航がコマーシャル界に復帰する撮影現場など、虚実の間をぬう奇想なドラマが展開。やがて現代の表層的な戯画である茶の間の光景が、事故で失われた人々のかけがえのない生活の時間としてせりあがってくる。ラスシーンのどんでん返しで、日常の茶の間が、非日常の事故現場に直結していることを表現している。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
劇団離風霊船
収録日
1988/8/15(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
90分
映像分数
103分

作品情報

上演情報
1988/8/10(Wed)~1988/8/15(Mon)シアターグリーン(東京都)
出演者・
スタッフ
日航広報室部長
伊東 由美子(劇団離風霊船)
兄・夫
松戸 俊二(劇団離風霊船)
落合由美
山岸 諒子(劇団離風霊船)
ディレクター
小林 裕忠(劇団離風霊船)
川上慶子
神野 美紀(劇団離風霊船)
一ノ瀬 真実(劇団離風霊船)
岡崎 剣次(劇団離風霊船)
咲子
柳本 瞳(劇団離風霊船)
片桐機長
松田 浩(劇団離風霊船)
レポーター
高橋 克実(劇団離風霊船)
カメラマン
森岡 六太郎(劇団離風霊船)
子ども1
太田 梨津子(劇団離風霊船)
子ども2
横山 有希子(劇団離風霊船)
子ども3
野口 裕美(劇団離風霊船)
中田 浩(劇団離風霊船)
脚本・演出
大橋 泰彦(劇団離風霊船)
舞台監督
青木 睦夫(劇団離風霊船)
照明
川俣 美也(劇団離風霊船)
衣装
前田 文子(劇団離風霊船)
制作
落合 直子(劇団離風霊船)

上演団体情報

1983年、大橋泰彦と伊東由美子の共同主宰で設立。現実の出来事に触発された社会派的な作品の多い大橋と、どちらかというとファンタスティックな設定と現実が交錯するような作風の伊東が、作品を書き下ろし演出。いずれも劇団員が自ら製作した舞台装置、ラストの大掛かりな仕掛けには定評がある。東京を拠点に全国で公演活動を行う。第32回岸田戯曲賞を大橋が「ゴジラ」で受賞。

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