火曜日のシュウイチ
火曜日のシュウイチ
幽霊が出た。35歳のおっさんの幽霊だ
昔死んだ僕の友達だという。覚えてない
こんなおっさんの知り合いはいない
彼は11歳のときに死んでから、僕と一緒に歳を重ねてきたのだという。
じっと見てた。僕のことを。知らなかった
じゃいまさらどうしてそれを言いに来たの?
彼はわかってほしい、という。わかりあいたいのだ、という
僕と。彼の死んだ事情のことを
いや困った。まことに困った
そんな夜。幽霊のささやきを、お送りします
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
愛嬌のある風貌と安定した演技で多くの舞台に招かれている関西屈指の実力派俳優。
幅広い劇団やプロデュース公演への出演にとどまらず、一人芝居、リーディング公演、二人芝居のユニットなど小規模な公演でフットワーク軽く全国各地で公演を行っている。2022年から舞夢プロ所属。
火曜日のシュウイチ
地球上の65億人。その中で、とくに何てことのない3人の、それぞれの1時間別に明日のゴハンに事欠くわけでもなく、人生を絶望してふさぎ込んでいるわけでもない。ただ、偶然同じラジオ番組を聴いているという共通点があるだけの、おおむね健全な小市民、3名。街のどこにでも転がっていそうな平凡な悩みごとを抱える彼らが、ラジオを聴きながらの片手間な努力で、まあまあそこそこの幸せを手に入れるのか、入れないのか。。。。
火曜日のシュウイチ
毎週火曜日に上演 1年間で完結する壮大な物語。この物語は阪急電車に恋をした少年が、悩み、もがき、苦しみながらも幾多の苦難を乗り越え、一人の立派な青年として成長していく過程を愛と勇気と笑いと涙で描く感動巨編である。
火曜日のシュウイチ
そこは舞台の袖。僕はなにひとつ準備はできていない。本番が始まる開演ベルの音が鳴り響く。台詞も覚えてないし、共演者と顔合わせもしていない。悪夢だ。そうだ、これは夢なんだ。昔から何度となく見てきた夢だ。本番前に必ず見る夢。役者なんてろくな商売じゃないぜ。あ、幕が開いた!観客の拍手。え、夢にしては、お客さん、リアルすぎません?台詞がなければ踊ればいい。小道具がなければ、体の中から出せばいい。
火曜日のシュウイチ
実家は貧乏。成績も下位。クラスでの身分まで最下級層。不良からはパシらされ、暗黒の中学時代を送った少年Aがいた。持ちうるものは、手先の器用さと優しさだけだった。そして15年。少年Aは30才にして小さな寿司屋の主となり上がった。ある大雨の日。ならず者となり果てた同級生が現れて、Aに出前を頼んだ。届けに行った文化住宅。そこには──。これは優しい、ウザいほど優しい男の恋話。角ひろみが故郷尼崎のヤンキー中学
