頑張り屋さんの13歳の少女Aが、難病の少女Bのケアについて、少女Bの母親から学校のクラスへの強い介入を受ける。
自身もネグレクトを受け孤独な少女Aは、唯一心を許す担任の男性教師の中に自分の居場所を作るため、自ら少女Bのケアを買って出て、少女Bから男性担任教師との二人の時間を取り戻そうとする。
幼い決意が招く、「罪と罰」の物語。
「ほんの少し、ボタンを掛け違えた人の悲劇に寄り添う」がモットーの坂本企画が、難病患者の生きる権利と死ぬ権利に焦点を当て、「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いに答えを出す意欲作。
「ほんの少しボタンを掛け違った人の悲劇に寄り添う上質な演劇をお届けする」がコンセプトの劇団。