演劇
アーカイブのみ

木蓮沼

木蓮沼_フライヤー/キービジュアル
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木蓮沼

石澤富子作『木蓮沼』は、詩的で多彩なイメージ、そして背後の沈黙の世界の深さが印象的な作品であり、その言葉、世界を活かすために、単に一本の戯曲を表面的に忠実に再現するというのではなく、斬新なコロス劇として上演された。それは三人の登場人物を四人で演じたり、あるいは一人で生きてみたりと、役を固定せず、役のアイデンティティに揺さぶりがかかる演出が行われ、その共同作業の中から作品世界の深部が鮮烈に浮かび上ることが目指された。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
錬肉工房
収録日
1987/6/23(Tue)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1987/6/19(Fri)~1987/6/23(Tue)渋谷ジァン・ジァン(東京都)
出演者・
スタッフ
関口 綾子(錬肉工房)
富永 由美(旧眞空鑑)
大木 晶子(錬肉工房)
藤本 サエ子(錬肉工房)
構成・演出
岡本 章(錬肉工房)
制作
鈴木 俊司(錬肉工房)
制作
丹下 一
演出助手
岩崎 倫夫(錬肉工房)
照明
谷地 利恵
音効
梅津 順次(錬肉工房)
衣装
中村 裕身子(錬肉工房)
宣伝美術
秋山 智子
協力
迦棲羅舎

上演団体情報

1971年、岡本章を主宰者として早大劇団「自由舞台」のメンバーを中心に結成される。創立時から現代演劇の枠に狭くとらわれることなく、伝統と前衛を切り結ぶ活動を展開。特に〈言葉〉と〈身体〉の関係を根底から問い直し、新たな〈声〉や〈身体性〉の可能性を模索する試み、また、様々なジャンルの現代芸術の表現者たちとの共同作業、そして能を現代に開き、活かす「現代能楽集」の連作など、実験的、根源的な活動を持続して行っている。1998年、イタリア、サンタルカンジェロ演劇祭、2000年に韓国、華城国際演劇祭、2012年ルーマニア・シビウ国際演劇祭、モルドバ・BITEI国際演劇祭に招聘参加。2002年、早稲田大学演劇博物館主催で企画展『伝統と前衛――錬肉工房と岡本章の30年』が開催される。

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