演劇
アーカイブのみ

水の鏡

水の鏡
水の鏡
水の鏡
水の鏡
演劇
アーカイブのみ

水の鏡

錬肉工房結成十周年記念、また新アトリエ杮落し公演として上演。即興性の課題を前面に出し、自在でラディカルな身体の、演技のあり方が探られた。そうした試みの中で、冒頭の場面で、那珂太郎の詩作品の言葉と格闘していた演技者によって初めて、破裂音を伴って分節言語が解体され、言葉の深層の意味生成の、発生の根源的な現場に下降するという事態が生起し、新たな身体=意識=言語の領域が垣間見られた。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社錬肉工房
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
91分

作品情報

上演情報
1982/5/1(Sat)~1982/5/10(Mon)錬肉工房アトリエ(千葉県)
出演者・
スタッフ
岡本 章(錬肉工房)
関口 綾子(錬肉工房)
長谷川 功(錬肉工房)
金子 三郎(錬肉工房)
作・構成、演出
岡本 章(錬肉工房)
舞台監督
鈴木 俊司(錬肉工房)
照明
村上 世志則(錬肉工房)
音響
梅津 順次(錬肉工房)
演出助手
佐藤 文恵(錬肉工房)
舞台監督補佐
蒔苗 昭三(錬肉工房)
舞台監督補佐
岩崎 倫夫(錬肉工房)
制作
大木 晶子(錬肉工房)
制作協力
高橋 文子(錬肉工房)
その他
錬肉術第九番公演

上演団体情報

1971年、岡本章を主宰者として早大劇団「自由舞台」のメンバーを中心に結成される。創立時から現代演劇の枠に狭くとらわれることなく、伝統と前衛を切り結ぶ活動を展開。特に〈言葉〉と〈身体〉の関係を根底から問い直し、新たな〈声〉や〈身体性〉の可能性を模索する試み、また、様々なジャンルの現代芸術の表現者たちとの共同作業、そして能を現代に開き、活かす「現代能楽集」の連作など、実験的、根源的な活動を持続して行っている。1998年、イタリア、サンタルカンジェロ演劇祭、2000年に韓国、華城国際演劇祭、2012年ルーマニア・シビウ国際演劇祭、モルドバ・BITEI国際演劇祭に招聘参加。2002年、早稲田大学演劇博物館主催で企画展『伝統と前衛――錬肉工房と岡本章の30年』が開催される。

錬肉工房の関連作品