何度にいる三人姉妹を訪ねた福子はここにあるものは全部自分のものだと言い出す。危機感を感じた3人は自分のものだという証拠を探そうとする。長女が新任教師だった頃の教材「ジャンヌ・ダルク」の物語をきっかけに、それぞれの日常に燻っている思いを仮託するように、ジャンヌの世界が繰り広げられる。
(フライヤーより抜粋)ほら、これがトマトの種夏に食べる赤いトマト?そう、そしてこの種もトマト
(フライヤーより)3年前私達は、青い実の浮かぶ海へ船出した。歳月は私達の傍らを弾よりも遠く、光より速く、高いビルディングもひとっ飛び。あたかも、その3年は軽く300年、3万年。
浜辺のある1日、早朝。仕事を終えた海女たちがおしゃべりをしている。二人の小学生の姉妹が遊んでいると、旅芸人のような一団が現れ、海の彼方に幻のように消えていく。昨日と同じような、違うような1日が暮れていく。
(フライヤーより抜粋)そこで私たちは夕方になると、 どうしても胸のどこかが、 キューッとなってしまう気持ちの、ほんのひとつかみを、ささやかに、 お送りしたいのです
ある日忽然と、アパートから姿を消した哲子。母親、友人、刑事、大家の哲子探しが始まる。ぬか床から抜けてしまった一本の釘のせいで、目眩くミステリーゾーンが六畳間を包み、シンデレラの世界に呑み込まれていく。第30回岸田戯曲賞の候補作となる。
夏休みが終わり二学期が始まる日。一人の生徒が宿題を森になくしたと言う。友達と幻と言われる蝉を探しに行ったのだ。その森で出会ったのは…大人になった自分の奥深くに、今も住んでいる少女時代の夏の思い出を巡る物語。「いつかみた夏の思い出」(1986年)、「さらば夏の思い出」(1990年)といった改訂版による再演もある、同劇団の代表作。
(フライヤーより抜粋)太陽がまっ青な空でカンカン照っている春の日、耳をすますと、空空の遠くから声が聞こえてくることがあります。ワッショイ チロリン ワッショイ チロリン山がいくつもいくつも重なった空の向うから、ボッコリはやってきます。今日は、ボッコリの遠足なのです。
何の変哲もない一家の夕食どき、世界から姿を消さんとするお茶っ葉の行方を追って、一人の少女が未知の国へ冒険の旅に出る。行く手を待つのは、お茶の葉撲滅を企む邪悪なる神々との可笑しくて壮絶な、変テコな戦いだった。
青い鳥スペシャル! クラウド ナイン ー銀色の雲の上で― アンコール公演
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