演劇
アーカイブのみ

シンデレラ ぬか床にひとつ釘を

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シンデレラ ぬか床にひとつ釘を

ある日忽然と、アパートから姿を消した哲子。母親、友人、刑事、大家の哲子探しが始まる。ぬか床から抜けてしまった一本の釘のせいで、目眩くミステリーゾーンが六畳間を包み、シンデレラの世界に呑み込まれていく。第30回岸田戯曲賞の候補作となる。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
株式会社青い鳥創業
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
142分

作品情報

上演情報
1982/11/26(Fri)~1982/12/1(Wed)ザ・スズナリ(東京都)
出演者・
スタッフ
作・演出
市堂令
照明
松本 直み
音響操作
相沢 えり子
装置
万寿 潤美
装置
宮本 一美
装置
MAROU
衣裳
小熊 幸枝
舞台監督
松永 もうこ
制作
小川 和子
制作
長井 礼子

上演団体情報

1974年、新劇の養成所で知り合った女性6人で結成。
現在は創立メンバー、天光眞弓、芹川藍、葛西佐紀を含め、8名の女性で構成されている。創立当初、全員が役者志望で、作家、演出家がいなかったため、1990年初めまでは劇作、演出を役者全員で行うという独自の創作方法で作品を作り上げた。作・演出のペンネームは「市堂令」。これは「皆でやる」という意味で、芹川藍の口癖「“一同礼で”やろう」をヒントに命名されたものである。「市堂令」はステージで全員が揃って礼をすることとともに、劇団青い鳥の創作精神の一つの象徴となった。
そして、この創作方法は「青い鳥方式」と呼ばれ、演劇界で注目された。

1993年以降は作・演出「市堂令」という形に限らず、公演ごとに創作スタイルを変えてきた。演出は芹川藍を主流とし、劇作は作品ごとにメンバーのそれぞれが手がけている。
現在は全員出演の公演あり、劇団内ユニット公演ありと、様々な形で自在にスタイルを変えて活動を続けているが、全員参加するという「市堂令」の精神はその底に流れている。

作品は、青い鳥独特の世界観に裏付けされたもので、日常の誰しも体験する生活から、宇宙的な空間を感じさせる世界まで広がっていく。また、最近のスモールワールドシリーズでは、役者の息づかいが感じられ、客席と舞台が肉薄する空間で、即興性あふれるスリリングな内容となっている。
オリジナル作品は54本、うち子ども向けの作品は6本。

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