演劇
アーカイブのみ

ウチハソバヤジャナイ

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演劇
アーカイブのみ

ウチハソバヤジャナイ

カフカ的緊張感と平衡感覚によって繰り広げられる、ケラリーノ・ナンセンスの金字塔。

フリーライター・高野正五郎(藤田秀世)宅に1本の間違い電話が入った。それ以来、妻・マチルダ(峯村リエ)は「うちはソバ屋じゃないです」と言いながら、せっせと出前に勤しむようになる。高野は反対しながらも出前持ちやそば職人を雇い、自らの行動さえも矛盾してゆく。同じ頃、小説の仕事が舞い込んできた高野は張り切って構想を練るが、彼の知らないところで小説の登場人物達は勝手に行動を起こし始める。ついには国民管理局まで設置し、現実世界を支配しようとしていた。唯一の頼みは、小説の主人公アルジャーノン(犬山イヌコ)のみ。国民管理局にたどりついたアルジャーノン、果して彼らの行動を阻止することができるのか!?

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
1995/5/7(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1995/5/4(Thu)~1995/5/14(Sun)本多劇場(東京都)
出演者・
スタッフ
高野正五郎
藤田 秀世
アルジャーノン・メンチ
犬山 イヌコ
高野マチルダ
峯村 リエ
ヤエモン
清水 宏
社長・板前のミハエル・黒トカゲ
三宅 弘城
医師B・うんちもらし
みのすけ
教師・子供の編集者の母
今江 冬子
子供の編集者
長田 奈麻
女編集者
松永 玲子
若い女
安沢 千草
視力検査をする男
宮本 雅通
個室喫茶のウェイトレス
都築 ひろこ
えっちゃん
根本 史紀
医師A
二瓶 鮫一
その他
中野 テルヲ
その他
KERA
照明
渡部 良一
音響
水越 佳一
宣伝美術・舞台美術・小道具
古村 昌史
音楽
LONG VACATION
ヘアメイク
中村 香織
スライド製作
古村 昌史
スライド製作
斉藤 禎貴
映像
久保山 努

上演団体情報

ナイロン100℃の前身となる「劇団健康」は、1985年、当時のインディーズバンドブームの中心的存在にあったバンド「有頂天」のボーカルを務めていたKERAを中心に、犬山犬子(現・犬山イヌコ)、田口トモロヲ、みのすけらによって旗揚げされた。ナンセンス・コメディを中心とした本公演14作品と数々の番外公演を上演し、高い評価と人気を得るも、1992年に解散。翌1993年、再びKERAを主宰として、犬山、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城、今江冬子、藤田秀世、手塚とおるらで、ナイロン100℃を立ち上げ、1st SESSIONとして『インタラクティブテクノ活劇 予定外』を発表。
公演をSESSIONと称することに表れているとおり、劇団員に加えて客演やクリエイティブ・スタッフとともに、ナイロン100℃にしかできない表現を生んでいる。
これまでナンセンスな笑いを交えた作品をはじめ、シチュエーション・コメディ、ミステリー・コメディなどを上演してきたが、近年は岸田國士、フランツ・カフカ、別役実などをオマージュした作品や、壮大な群像劇など、多彩な舞台を発表している。
2019年、第45回公演『百年の秘密』(再演・2018年上演)にて、第26回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞。

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