演劇
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社長吸血記

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社長吸血記

ナイロン100℃流、サスペンス×ナンセンスの波状攻撃
ブラック企業社長失踪事件の真実に探偵はたどり着けるのか
鍵を握るのは謎のメッセージ──「今日は集合の日だ」

とあるビルディングに入る会社で起きた社長失踪事件。室長の目崎(三宅弘城)、黛(大倉孝二)、その妹(鈴木杏)、若手の道下(岩崎う大)ら社員たちは社長の身を案じつつも、昼下がりのビルの屋上でのんきに過ごしている。刑事の森(みのすけ)もおざなりな捜査をするだけだ。会社は老人を狙ってもあこぎな商売をしているようで、担当官マリィ(犬山イヌコ)のもと、若手の毛利(槙尾ユウスケ)やベテランのメイコ(村岡希美)ら社員が参加してシミュレーション演習が行われている。
失踪事件解決の依頼を受けた良い探偵(山内圭哉)は、独自に調査を開始。どうやら隣のビルに住む男・曲(山内/2役)が何か関係しているようだ。かすかに漏れ聞こえてくるのは「今日は集合の日だ」という謎の声。その部屋にはミミや、関西弁の女マサヨ(峯村リエ)が出入りしていた。
一方、人の気配がなくなったビルの屋上に、どこからともなく男女が集まってくる。辻(三宅)、平井(みのすけ)、大田黒(大倉)、千津(峯村)、春奈(村岡/以上2役)の6人は、以前この会社で働いていたらしい。
社長の行方は明らかになるのか。そしてビルの屋上になぜ男女が集められたのか──。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
株式会社キューブ
収録日
2014/10/9(Thu)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2014/9/26(Fri)~2014/11/2(Sun)本多劇場(東京都)
2014/9/26(Fri)~2014/11/2(Sun)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場(新潟県)
2014/9/26(Fri)~2014/11/2(Sun)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)
2014/9/26(Fri)~2014/11/2(Sun)北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
出演者・
スタッフ
目崎(室長)/男1(辻煙)
三宅 弘城
黛(ミミの兄)/男3(大田黒)
大倉 孝二
森(刑事)/男2(平井)
みのすけ
警備員
喜安 浩平
望月マリィ(演習の担当官)/女2(市子)
犬山 イヌコ
マサヨ(曲の姉)/女1(山田千津)
峯村 リエ
メイコ(年かさの女性社員)/女3(春奈)
村岡 希美
美恵子(益子の妻)
皆戸 麻衣
桃代(美恵子の友人)
水野 小論
宮川(森の部下)
猪俣 三四郎
ミドリ(向井の婚約者)
小園 茉奈
向井(ミドリの婚約者)
大石 将弘
ミミ(黛の妹)
鈴木 杏
道下(東洋大出の若手社員)
岩崎 う大
毛利(老婆に好かれている若手社員)
槙尾 ユウスケ
曲幹夫/良い探偵
山内 圭哉
美術
BOKETA
照明
関口 裕二
音楽
和田 俊輔
音響
水越 佳一
映像
上田 大樹
ヘアメイク
宮内 宏明
ステージング
KENTARO!!

上演団体情報

ナイロン100℃の前身となる「劇団健康」は、1985年、当時のインディーズバンドブームの中心的存在にあったバンド「有頂天」のボーカルを務めていたKERAを中心に、犬山犬子(現・犬山イヌコ)、田口トモロヲ、みのすけらによって旗揚げされた。ナンセンス・コメディを中心とした本公演14作品と数々の番外公演を上演し、高い評価と人気を得るも、1992年に解散。翌1993年、再びKERAを主宰として、犬山、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城、今江冬子、藤田秀世、手塚とおるらで、ナイロン100℃を立ち上げ、1st SESSIONとして『インタラクティブテクノ活劇 予定外』を発表。
公演をSESSIONと称することに表れているとおり、劇団員に加えて客演やクリエイティブ・スタッフとともに、ナイロン100℃にしかできない表現を生んでいる。
これまでナンセンスな笑いを交えた作品をはじめ、シチュエーション・コメディ、ミステリー・コメディなどを上演してきたが、近年は岸田國士、フランツ・カフカ、別役実などをオマージュした作品や、壮大な群像劇など、多彩な舞台を発表している。
2019年、第45回公演『百年の秘密』(再演・2018年上演)にて、第26回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞。

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