演劇
アーカイブのみ

灰の中から蘇った男と女

灰の中から蘇った男と女
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演劇
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灰の中から蘇った男と女

婚期をのがした三姉妹が「もうこうなったら身内しかいない」と親戚の男たちを自分たちの家に招く。長女に「若い女子との合コンがある」と誘われてやってきた男たちは、それが呼び出す口実で三姉妹しかいないことを知る。男たちが意気消沈する中、三姉妹も男たちも一緒に酒を飲み盛り上がる。そしてしばらくすると、男たちは眠ってしまう。実は、長女がその酒に睡眠薬を入れていたのだ。三姉妹も意識がもうろうとする中、「一緒に眠りたかった」と言う長女の思いが台詞から零れるようにあふれ出す。回転舞台で場面が展開するという髙山植物園初の試みは、「舞台を回し続ける男達と回転する舞台の上で叫び続ける女達」という印象的なラストシーンで幕を閉じる。

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2005/4/22(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2005/4/20(Wed)~2005/5/5(Thu)こまばアゴラ劇場(東京都)
2005/4/20(Wed)~2005/5/5(Thu)まつもと市民芸術館(長野県)
出演者・
スタッフ
石田亀雄
永井 秀樹(青年団)
高崎麻実子
木崎 友紀子(青年団)
高崎金子
能島 瑞穂(青年団)
高崎孝子
根上 彩
高崎寅蔵
足立 誠(青年団)
高崎純一
大竹 直(青年団)
劇作家
髙山 さなえ
舞台美術
鈴木 健介(青年団)
照明
松本 明奈

上演団体情報

髙山植物園は青年団演出部に所属する髙山さなえが主宰し、作・演出を手掛ける団体である。
美しくも醜いむき出しになる女性の姿とその光と影を丁寧に滑稽に描く。その滑稽さは時に落語のようだとも評され、愚かな女性を取り巻くより愚かな男性の姿と共に、様々な角度から粘り強く綴る筆力に定評がある。
2001年から9作品の公演を行い、2018年3月には髙山さなえが戯曲『馬留徳三郎の一日』で第7回近松門左衛門賞を受賞。受賞作は平田オリザの演出により、青年団プロデュース公演として東京、兵庫、長野にて上演された。

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