演劇
アーカイブのみ

アジアン・エイリアン

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アジアン・エイリアン

 霊安室前。ある男女が交通事故で死んだ。知らせを聞いて「境田」は病院に駆けつる。女は境田の妹、男は境田の会社の後輩「岬邦彦」、岬は妹の婚約者でもあった。ところが霊安室に岬の姉だという女が現れて遺体を確認し、「あれは弟ではない」と言う。不安と疑念が渦巻く中、やがて死んだ岬邦彦は名前も本籍もすべてデタラメだったことが判明、戸籍を買っていた事実が浮かびあがる。――この国において「私が私であることの証明」は何に求めればよいのか。染み出して舞台上の床全面に溜まっていく「認知されない水」を象徴的に使い、「日本人とは?」を斬新な視点で描いた野心作。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
1998/7/24(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1998/7/22(Wed)~1998/7/27(Mon)新宿シアタートップス(東京都)
出演者・
スタッフ
男1(境田)
奥村 洋治
男2(岬)
新野 照久
男3(金山)
小林 立樹
男4(迫水)
越村 浩之
男5(岬)
柏 茂樹
女1(顕子)
河野 好美
女2(看護婦)
小嶋 朋
出演
藤井 九華
出演
及部 晴美
出演
斉藤 健二
演出
古城 十忍
劇作家
古城 十忍
美術
礒田 央
照明
磯野 眞也
音楽
黒沢 靖博
映像
後藤 輝之
小道具
亘理 千草
舞台監督
今井 聰
制作
藤川 啓子
制作
岸本 匡史
制作
西坂 洋子
イラスト
古川 タク
デザイン
川波 静代
フォト
富岡 甲之
舞台写真
中川 忠満

上演団体情報

1986年7月の旗揚げ公演以来、2008年7月の解散公演(第60回公演)までの21年、古城十忍の作・演出による作品を上演。2009年よりワンツーワークスとして活動を再開する。

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